Vintage Collage Ring2007.10.18 Thursday



 食欲にばかり気が行ってしまう自分ではありますが、秋はお洒落の季節でもある訳で、女性たちの間で今年は「ブーティ」なるものが流行しているらしい。つい先日朝の情報番組を見て知った程度の自分にはまったく語る資格がございませんので、これより先の説明は控えるとして、、、それからというもの行き交う女性の足元が気になります。フム、確かにくるぶし丈の靴を履いている方が目につくようになりました。足が長く見えるからでしょうか、さっそうと自分を追い越していきそうです。
 トレンドについても語れるような自分ではないのですが、今のクラッシックなスタイルの流行は賛成です。古いものの中から、現代のスタイルに合うものを今の目線でチョイスする。そんな編集作業のようなことは楽しいものだと思います。 先日のアメリカで見つけたヴィンテージのカレッジリング、デコレーションは控えめだけれど、使い込まれた金の質感、雰囲気は存在感大。普遍的なモノであるけれども、特に今年の秋の装いにレイアウトしたくなる!?

Vintage Collage Ring

Lapland Lether Case2007.10.15 Monday



 数年前から「アノニマスデザイン」という言葉を耳にするようになった。
 「アノニマスデザイン」とは無名の、または作者が不明なデザインのことを指し、とても広い範囲の言葉だと思う。人それぞれいろいろな解釈があるかもれないが、自分としては「作為がなく、使用目的のためだけに考えられたデザイン」のものをそう呼びたいと考えている。さらにデザインと付ける以上はそのカタチが美しいと感じられることも大切だ。そう考えると「用の美」という言葉がまず頭に浮かぶ。民藝に代表されるモノたちや伝統的な工芸品、それらもアノニマスデザインと解釈していいだろう。
 スカンジナビア半島の北部一帯・ラップランドと呼ばれるエリアで暮らす人々が伝統的に作り続けているレザーのケースは、革を器用に折りたたんだだけのシンプルな構造だけれども、何かを足すことも、引くことも拒んでいるかのような素晴らしいデザインだと思う。さらにその形は色気を感じるほど美しい。まさにアノニマスデザインではないだろうか!
 眺めているだけで綺麗だから、お部屋の目立つ場所で日々使うものをちょっと収納するものとして楽しみたい。他には匂いのするモノ、例えばポプリとか詰めて置いておいたら、生活が少し豊かになりそうな気がする。

Lapland Lether Case

行列2007.10.13 Saturday



 買い付けから戻りもうすぐ1ヶ月が過ぎようとしています。旅の後日日記にも程があるような気もしますが、まだ書ききれていないことがあり、もうしばらく書かせてください。入荷の情報と合わせてお伝えしたいと思います。

 サンフランシスコに到着。何度か目のサンフランシスコなので、通りなれた大通りに、見覚えのある小道を抜け、目的の場所に向かうのはそう難しくはない。ただ駐車はいつも困る。。。行きたい場所を目の前にそこを何度も往復しながら路上駐車のスペースを探し、やっとの思いで駐車する。ポケットには25セントをたっぷり蓄え、パーキングメーターに詰め込み、、、そんな具合に街を回る。
 そしてもうひとつ困るのが食事。日本でもお馴染みのファーストフードチェーンで済ますのは旅の浮かれた気分を半減させるし、かと言って見知らぬお店の暖簾をくぐるのは旅の醍醐味といえども、やっぱり気が引ける。サンフランシスコ・ジャイアンツ(ベースボール)のホームグラウンドの近くにある洋服屋さんに寄った時のこと。お店を出た時間がちょうどお昼どきだった。せっかく目の前に駐車出来たことだし、時間にも余裕がある。辺りを見渡すと、公園があって、ランチを楽しむ人に交じって、日光浴をしている人や、犬を連れた人や、とても良い雰囲気のエリアだ。そしてその脇に行列ができているお店を見つけた。食に関しては自分の直感よりも、口コミや行列の方が正しいと自負している。何屋さんなのかも分からなかったがとりあえずここに決めた。店内に入ってそこがメキシコ料理のお店だと分かった。カリフォルニアはメキシコからの移民が多く、そのおかげかメキシコ料理が美味しいと聞いていたことがあるからますます期待が高まった。行列に並んでいるとOLさんらしき人たちがブリトーの皮を揚げたものを器にし、その中に肉やら野菜やらがふんだんに入ったものを美味しそうに食べていた。行列が自分の番に回ってきたときに名前が分からなかったからそれを指差し同じものを注文した。どの肉がいいのか?豆の煮込みはどれがいいか?野菜はどうする?サンドイッチのSUBWAYのように好みのものをチョイスしてその場で作ってくれるやり方で、それを会計してもらい店内で食べることに。肉や豆はたっぷり野菜に覆われて見えない、それを掘り、カリッと上がった器と一緒に頬張る。やっぱり行列は嘘をつかない!煮込みも野菜も見た目よりもあっさりした味でコッテリ味の続いていた胃に優しく広がる。これは美味い。かなり大盛だったけど、ぺろりと平らげてみせた。
 サンフランシスコのランチの楽しみがひとつ増えた。

Mexico au Parc
24 S Park St, San Francisco, CA 94107

Tourmaline October2007.10.11 Thursday



 暑い暑いと連呼した夏も終わり、すっかり涼しくなってきた東京。気が付けばもう10月、しかも3分の1が過ぎてしまっているなんて。ありきたりですが、ホント時が経つのは早いものですね。
 先日友人夫妻に会ったら、奥さんのお腹はパンパンに張って、もう今月出産予定だって。話題は当然出産、子供のこと。彼女のお腹が尖がってみえるのは男の子がいるからなんだとか、女の子の場合には横に広がるように膨れるらしい。動くの?どうやって?などなど、彼らとの話は子供のいない僕にとって新鮮なものばかり、すっかり聞く側に回っていたら、「ところで10月の誕生石はなに?」と質問され、、、「確か、トルマリン。。。」と半信半疑で答えた。帰って調べてみたら、やっぱりトルマリンだ。 そうだった、10月、トルマリン。この前マーガレットに会った時に、トルマリンのネックレスをいくつか持ち帰ったのだった。トルマリンはピンク、グリーンを中心に、ブルー、イエロー、レッド、そしてそれらの色が混ざりあったモノなどその多彩な色が特徴的で、唯一無二な魅力がある天然石。だから行った時に好みのモノを選ばせてもらったのだった。10月だし、誕生石のトルマリンはちょうど揃っている。急いで写真を撮り、ホームページにアップしました。

Tourmaline Necklace ¥16,800-から


※元気な男の子が産まれますように。(祈)

Motel 6 in Lost Hills2007.10.08 Monday



 目が覚めたのは6時半。6時に起きるつもりが、、、前日遅くまでドライブし、目覚ましもセットせずそのまま倒れこんでしまったせいだ。自分の常宿と勝手に決め込んでいるのがここLost HillsのMotel 6。ロサンゼルスから約230キロ、夕方ロサンゼルスを出発し、夜が更ける前には到着できるロケーションにあって、いつ行っても予約なしで泊まれ、部屋の入り口前に車を止められるから荷物の出し入れも楽ちん。さらに部屋も広くて清潔と、とっても心地よい宿。しかしあいにく前日の道中大きな渋滞に出くわし(事故だったに違いない)1時間ほど立ち往生、常宿に着いたのはかなり遅い時間になってしまった。だから寝坊してしまったのだ、というのがひとつの言い訳。そしてあまりに静かな周りの環境もそうさせたのだ、というのがもうひとつの言い訳。夜に到着すると暗くて分からないものの、朝目覚めると何もないLost Hillsに驚く。ガソリンスタンド、モーテル、そしてファーストフード店が何件かあるだけで、あとは見渡す限り地平線が広がる。ロサンゼルスを出る前に、知人たちに今日はどこに泊まるんだと聞かれ、「Lost Hills」と答えると、みんな口をそろえて「Nothing!」と言う。確かに何もないのだけれど、僕たち日本人にとってはそれがかえって新鮮だったりする。サマータイムの6時半、ちょうど美しい日の出の時間だった。綺麗な朝焼けは寝坊のおかげ?と勘違いしてみたりする。さあ、残り400キロ、一路サンフランシスコへ。

Rose Bowl Flea Market2007.10.05 Friday



 ロサンゼルス2日目は早朝4時半起き。いつもならば絶対に起きれないはずが時差ボケのおかげか?単純に興奮しているからか?意外に寝起きの良いこと。急いでチェックアウトを済まし、一路パサディナへ。 20分くらいのドライブで目的地のローズボールに到着。ロサンゼルスの第二日曜日といえば、ローズボール・フリーマーケット。ローズボールとはアメリカンフットボールのスタジアムでその駐車場が1日巨大なフリーマーケット(Flea Market-蚤の市)になるという訳。まだ暗い5時半前に到着するもすでに結構な人、人、急ぎ足でゲートに向かい、まだトラックから積み下ろしをしている人の荷台に何かないかと群がる。それがローズボール5時代の楽しみ(?)。いきなりグラスホッパー・チェアーを発見した!と思ったら、おじさんに「もう売れた」とあっさり。まだ5時半だけど何時に売れたの?!恐るべし。この時間帯は家具屋時代に戻ったように自分も若返って、自然と歩くスピードも速まる。 今回は特にヴィンテージのジュエリーを探そうと思っていたので、陽が昇った頃からは(それでもまだ6時頃だけど)それらしいケースがある場所を見つけては、駆けつけて、じぃーと覗き込んで、また次へといった具合に。そんな中ひとつ、またひとつと掘り出し物を見つける。そしてその度ごとに真剣勝負の交渉。おかげで今の時代にはない、面白いモノが見つかったのではないかと。その他、お店のディスプレイに使えそうな古い鏡やら、道具やらと、なかなかの収穫。


Rose Bowl Flea Marketの収穫
Vintage Rings ¥2,625-から¥16,800-

 広い会場を何度も往復し、昼過ぎ頃には見つくした満足感と、同時に足もパンパンに満たされる。そろそろ切り上げてまたロサンゼルス市内に戻る。ちょっと街中の物色して、夕方のラッシュが始まる前にサンフランシスコに向けて出発。今日は行けるところまでドライブすることに。そのドライブの最中、どうも首がヒリヒリする。日焼けをしたらしい。それは旅の間中、ヒリヒリし続け、帰国して涼しくなった今では、夏休み明けの小学生のようにくっきり線が付いている。まあ、勲章と思おうか。

Eames Office2007.09.30 Sunday



 買い付け初日。ロサンゼルス空港(通称LAX。なんかこれだけでアメリカって感じに聞こえてしまう。)に到着。あまりに青い空が自分を歓迎してくれているのではないかと、勘違いかもしれないが、おかげで気分は高まる。早速レンタカーをピックアップし、いざ出発。
 車に慣れるためにも今日はゆっくりと友人たちのお店を挨拶回りする予定にしていた。まずは空港から20分ほどで行けるVenice(ヴェニス)に。目抜き通りとなるAbott Kinney Blvd.(アボットキニー・ブルーバード)は土曜日ということもあってか、車を止めるにも一苦労。1年ぶりだったけれども通りの両側にはお店がひしめきあい、初めて目にするお店もチラホラ。なんとか駐車して、友人のお店Tortoiseへ。Tortoiseは日本人夫婦の営む、日本のプロダクトを中心に扱うお店。日本に暮らす僕も初めて目にするような素晴らしいモノがあって、久しぶりの再会だったけれども、挨拶もそこそこに店内が気になる。一通り気分が落ち着いたところで、近況報告をする。やっぱりこのところアボットキニーは益々その株をあげているらしい。そのおかげでいろいろと面白いお店も増えているけれども、同時に家賃が上がって、なくなく出ていかなくてはいけないお店もあるのだとか。アボットキニーにすぐ脇にはその昔、チャールズ&レイ・イームズのオフィスがあった。そして今もその建物だけはあり、当時のまま「901」の文字が残っている。イームズ夫妻は僕にとってヒーロー。買い付けのたびにそこを訪れるのが恒例となっていた。しかし最近その場所にホテルができる計画があるのだと聞く。時代の流れもあるだろうが、心の底から寂しい。今度来る時もあってほしいと願いつつ、もしかしたら最後になってしまうかもしれない写真を撮り、その場を後にする。
 その後いくつかお店を回って、夕方には時差ボケで体がふわふわする。翌日の予定もあるので、さっと夕食を済まし、早めにホテルにチャックイン。なんとかシャワーを浴び、泥のように寝る。1日目終了。

Bead Rings2007.09.27 Thursday



 貧乏性なのか?せっかちなのか?買い付けに出るとスケジュールをパンパンに詰め込み、あそこに行って、ここに寄ってと慌ただしく時間が過ぎていく。
 はっ、と思い出した。SOURCEの誕生日(9/16)が過ぎていた。。。カリフォルニアワインで乾杯!なんて夢はホントの夢の中でも見れないほど爆睡だったのだ。
 
 ロサンゼルス&サンフランシスコに行っている間にロスの友人宅に送っておいてもらったカーラからの荷物を受け取る。すっかりSOURCEの定番役になった感のあるリングたち。
 何だったか思い出せないけれど、何かで読んだ定番の定義。
  「定番は1日にして成らず!」
 アイディアを思いついてから、煮詰め、作る。そしてその製品にさらに手を加える続けること。定番品はその時代に合わせて、マイナーチェンジを繰り返すから生き残れるのだと。はぁ、なるほど!
 そういえば、このリングも扱い始めてからマイナーチェンジを繰り返している。そして今回も。これからはTopazがブルーの細かくカットの入ったタイプに変わり、より綺麗なものに。金額が上がってはしまうのは残念だけれども、より素晴らしいものになっていると思う。

 3年目のSOURCE。皆さんの定番として進化を続けて行きたいと思う。

Bead Rings
写真・左から
Gray Pearl, White Pearl, Rough Cut Diamond, Turquoise, Emerald, Ruby, Sapphire, Topaz

車事情2007.09.24 Monday



 東京でほとんど車を運転する機会のない自分にとって、アメリカ西海岸での買い付けが1年で最も車が身近な存在となる。今回の旅でもロサンゼルス・サンフランシスコを往復、さらに郊外へのドライブ、とかなりの移動距離となった。そして何度も給油した。。。その度に、アメリカでのガソリン価格の高騰が気になった。(もちろん日本もですが)
 カリフォルニアでは1ガロンで3ドル弱。1ガロンが3.78リットルということだから。計算すると、、、¥95/1リットルくらいだ。日本に比べると安いものの、車社会のアメリカにとっては深刻な問題のようである。そんなことを気にしていたせいもあるのだろうが、今回はいつもに増してハイブリット車が目についた。特にTOYOTAのPRIUSはアメリカでも人気らしい。交差点で2台並んだプリウスを見かける光景も珍しくなかった。1リットルで3キロや5キロ程度しか走らないクラシックカーもかっこいいだろうが、1リットルで20キロも走ると言われるハイブリット車に興味が湧くのは当然だろう。さらにロサンゼルスに住む友人から聞くところによると、ハリウッドやビバリーヒルズに住むような人々にとって、1000万円を超えるメルセデスやBMWを乗ることと、環境に優しいエコなプリウスに乗ることが同じようなステイタスと感じているらしい。もしかしたら、それを以上のなのだとか。確かに去年だったか、アカデミーショーにかけつけた役者がエコカーから降りてくるのシーンを見たのが思い出される。さらにロサンゼルスのハイウェーにあるカープール・レーン。これは1台の車に2人以上乗っている車だけが走ることの許された車線なのだが、ハイブリットカーはそこを1人で乗っていても走ることができるようになったらしい。渋滞の激しいロサンゼルスにおいてハイブリットカーは益々人気に拍車がかかりそうだ。
 日本に戻り、残暑の厳しい東京。地球温暖化こそ深刻な問題だ。ステイタスや金銭面以上にまずはそこから考えねば、本気で。

Come Back!2007.09.20 Thursday



久しぶりの更新で何から書いて良いやら。。。

その間ロサンゼルスとサンフランシスコ、買い付けの旅に行っておりました。
カラッとした空気、高い太陽、ロングドライブ、フレンチフライ、、、何から書いて良いやら。。。

ニューヨークに移り住んでもうすぐ1年。予定を延ばしてオークランドのスタジオに残ってくれていたので会うことができたメリッサ。スタジオを案内してくれる最中に見つけたリングやピアスになる前の金線。これがああなるんだとしばし関心。。。その後オークランドでランチをして、この日の夕方にニューヨークに戻る彼女から注文していたアイテムを受け取り、また今度はニューヨークでの再開を誓って別れる。

旅のヒトコマ。
また成果を少しづつ綴っていきたいと思います。