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New Style Shawls
2008.08.09 Saturday
インドから巨大な段ボール箱が2つ届いた。ドアを開ける配送業者さんの様子からしても相当な重さなのが伝わってくる。その重さゆえ、運ばれてきたと言うよりも、転がされてココまで来たのだろう。段ボール箱の角が失われ、それはまるで「ごきげんよう」で小堺さんが持っているサイコロのように丸々と太った姿に変化してしまっている。
届いた箱を開けると、ぷーんとインドの匂いが溢れ出す。カレーに使うスパイスとお香と、熱気も混じっているのか?その独特な匂いはインドそのものであるように感じられる。香りの充満した店内で検品をし、今度はそれを後日洗濯する。
インドの匂いが嫌いと言うわけではないが、あまり充満するのも得意ではない。またそれ以上にクリーニング仕上がりの糊の利いたシャツよろしく折り皺ぴっちりな姿は首に巻きつけるモノのようには見えない。まるでホテルでセットされる前のシーツのようである。それらを洗い、乾かし、お店の壁に引っ掛ける。さて、準備完了。
立秋を越え、ショールが揃った。
今回は定番的に扱ってきているコットンカディの新色、そして今までにない新しいコットンのカディやシルクのモノ、カディのタオルなどが入ってきている。
Shawls from India
ブルキナバスケット
2008.07.28 Monday
久しぶりにブルキナバスケットの入荷。
何かを綺麗に整頓して入れて、並べて置いておくよりも、いろいろとごちゃごちゃと詰め込んで、部屋にゴロっと転がしておく感じがさまになるようなバスケットだろうか? 「子供のおもちゃバスケット用に」なんて声をよく耳にする。確かに、と納得しつつ、子供が中に入ってはしゃぐ画も想像できる。
ブルキナバスケット ¥2,100-から¥4,095-
ART for SOURCE
2008.07.18 Friday
6月、何人かの友人がスイス・バーゼルに行っていた。土産話に耳を傾けつつも、気持ちは完全に前のめりで質問攻撃をかける。
バーゼルでは年に1回「
ART BASEL
」と題し、世界中の有名ギャラリーが一堂に会し、アートの祭典が開催されている。もちろん集まるのはギャラリーだけではなく、世界各国からプライベートジェットでセレブリティたちが駆けつけるらしい。どんなバブルな祭典なのだろうか?興味津々な訳である。友人たちの話を聞けば聞くほど、いつか行きたい!と気持ちは高まるのである。
村上隆のフィギュアがサザビーズで16億円の値をつけたのは最近の話題としては大きなものだった。16億円なんて天文学的な数字を並べられてもピンと来ないものの、自分の価値観、そしてアンテナに引っかかり、なおかつお財布との相談の結果、許される範囲でアートを身近なモノとして楽しみたいと思う。美しい写真をリビングに、玄関の靴箱の上にはガラスか陶器のオブジェを、さりげなくトイレに小さな絵が飾ってあったら、、、きっと心に豊かさを与えてくることだろう。
Lee Hale
(リー・ヘイル)は彫刻家であり、ジュエリーデザイナーでもある。彼女の作る彫刻的なオブジェクトはアートのようなプロダクト、またはプロダクトのようなアート。だからここではあえてオブジェクト、モノと表現したいと思う。
バラの刺を拡大化させてたようなオブジェ
は人を寄せ付けない凛とした雰囲気があるが、その美しさに釘付けになる。
鳥の足
や
人の指
を忠実に模ったキャンドルホルダーはそのウィットに富んだ発想とシュールな出で立ちの一見相反したバランス間が絶妙に交わり、魅了される。
Lee Haleの作り出すものはSOURCE的、ARTなOBJECTSだろうか。
Wood Ball
2008.07.11 Friday
朝5時半に到着したローズボール(ロサンゼルス最大のフリーマーケット)。まだ薄暗い中、開店準備をしている人々を縫うよう、足早に、首を左右に高速回転し、オープン直後の会場を動物的感だけを頼りに歩き回る。しかし目当てのモノにめぐり合うのはそう簡単ではない。日が昇り、防寒用のニットを脱ぎ捨てて、そろそろ首筋に強い日差しを感じ始めた頃だったと思う。メキシコ系女性のお店に前を通りがかったときに目に留まった木の球たち。
「いくつかある中のひとつには薄っすらとオレンジ色の塗装が剥げたような跡がある。きっと何かの球技に使われていたモノだろう。」「丸いはずの球がひび割れ歪な形へ変わっているのは雨にでも打たれ続けていたせいなののだろうか?」「大きなものは小さなものに比べて黒さが濃い。塗装されるはずが大きいものだけそのまま工場に取り残られてしまったせいなのだろうか?」
木の球を眺めながら、彼らの過去に想像を膨らませてしまう自分。やっぱり古いものが好きなのだと自覚する瞬間である。 さて、次は彼らの未来に。どう使うのか、想像膨らませる番である。とりあえず店の床にゴロゴロと転がして楽しんでみることにした。
Wood Ball small ¥1,260- large ¥1,575-
tools
2008.06.22 Sunday
左前のポケットにはコインケースと紙幣を、左後のポケットには携帯電話を、右後のポケットにはバンダナを、そして右前のポケットはフリースペース。自分のパンツはいつも決まってこうなっている。これが右後と左後の中身が逆になっていたら、居心地が悪いこと極まりないのである。だから自然とパンツ選びの際にポケットが4つ付いていることが優先順位の上位に来てしまう。なんだか自分で自分の殻を作っているようにも感じるが、それが心地よいのであるから、まあ仕方がない。自分にとってパンツはある種「道具」のようなモノなのだと思えば気が楽になるだろうと納得させている。
いつも左前のポケットにあるコインケースを含め、Alice Parkの4つのアイテムも自分にとってなくてならない「道具」となっている。もう何年使っているのだろうか?古いモノはもう5年以上になるだろう。革には細かい皺が寄り、変形し、中身の形がしっかり分かるほどプレスされ、浮き出している。お世辞にも綺麗と言える状態ではなくなってしまったが、またその風貌が自分にとっては愛らしくもあるのである。
もう5年、使えるだろうか?
Alice Park - Leather ¥4,725-から
久しく在庫の少なくっていたAlice Parkが入荷しました。
自分の「道具」をお探しの方、一度お試しください。
Re-Arrival Shawls
2008.06.19 Thursday
アメリカ出張から戻り、成田空港で預けていた荷物を待つ間に携帯電話の電源を入れてみると、留守番電話が入っていた。留守番電話センターにつないでみると、税関からのメッセージが。まちに待ったショールがインドから届いているとの事、早速通関を済ませ、届けてもらうよう手配する。
届いたショールにさっと水を通し、シワの寄った洗いざらしのモノを寂しくなりかけていた店内の壁に掛ける。さあ、準備オーケー。
まだ気温の安定しないこの季節、バックに忍ばせていたら活躍の機会は少なくないのでは?
Shawls from India
Antique Lace
2008.05.10 Saturday
ゴールデンウィークまで
写真美術館
で開催されていた
マリオ・ジャコメッリ展
を見過ごした。目と鼻の先、こんなに近くで開催されていたのに悔やまれる。。。そしてこちらはゴールデンウィークから始まった
バウハウス展
、これは観に行きたい。 大小様々ではあるが、このところ興味をそそる展覧会や行きたいイベントが多い。しかし、あまり足を運べていないのが現状。自分の出不精のせいであるのは重々承知である。
久しく出向いていなかった国内の代理店を覗いてみた。「なんか面白いモノないかな?」そんな気分でである。久しぶりだったせいだろう、どれも新鮮に映り、あれも、これも、と物色が止まらない。気がついたらテーブルには一山出来あがっていた。そこで、ちょうど同席した友人が「綺麗なレースがある」と教えてくれた。そろそろ予算が気になってきていたが、まだ見れていないコーナーだったので、行ってみる。幾つかの丸いレースは時代を経ているからだろう、少し日に焼けて淡い白といった感じ。そして見れば見る程その細かい仕事ぶりに目が釘付けになる。母親の実家の電話機の下にはこんなモノが敷かれていたなあ、と思い出が蘇ってきたが、やはり手仕事の風合いが違う。聞くと、ルーマニアのアンティークなんだとかで、「やっぱり」とひとり納得する。結局、予算オーバーはお構いなしでお買いもの(仕入)。それ以上に良いモノが見つけられたと満足。
バックミンスター・フラー
が言っていたのが思い出される。
「Think Global, Act Local.」
バウハウス展は早々に出かけようと思っている。
Antique Lace from Romania ¥3,150-から
Burkina Basket
2008.04.03 Thursday
毎日の通勤で通る目黒川の桜並木。開花したのは先々週のことだと思うが、途中雨の日を挟んだにも関わらず寒い日が続いたせいか、まだ満開の木々。川沿いをお年寄り夫婦が手を後ろに組み並んで歩く姿、目を輝かせ携帯電話で写真を撮ろうとしている通勤途中のOLさん、自転車通勤を楽しませてくれている。
そんな心躍る季節にブルキナバスケットが久しぶりの入荷。春の行楽シーズンに活躍しそう。そして転勤、引越の季節でもあるから新しい生活のインテリアのアクセサリーにも使えそう。
ブルキナバスケット ¥2,100-から¥4,095-
Key Holder / Alice Park
2008.03.30 Sunday
去年の末にカバンをかえた。長らく使ったマリメッコはキャンバス地が日焼けし、色はすっかり抜け、グッタリなっていた。もう潮時だったと思う。新しくしたショルダーバックはレザーのものである。今度は使い込んでクタクタになっていく過程を楽しみ、長い付き合いをしたいと思っている。けれどもちょっとした悩みがある。銀行に行っては通帳をごそごそ探し、i-potのコードがカバン中を縦横無尽に這い廻り、忘れたころに大切なメモが姿を現す。新しいバックにはポケットが少ないせいで、整理整頓がうまくできない。自分の使い方が悪いのは重々承知しているつもりであるが、現状は困っている。
そんな中でもマリメッコのころからの相棒、Alice ParkのKey Holderはショルダー部分に結びつけられ、他のものと一緒にカバンの中に放り込まれている。カバンの中でどんなに暴れようともヘッチャラ。慌ただしく家を出る時にはストラップを引っ張り、スマートに取り出してロック。引き続き活躍中である。あとは、いつもカバンにくっ付いているので無くさなくのが良い。
カバンをもっとうまく使いこなせるようになりたいと思っているが、自分には色々なツールが必要なのかもしれない。
Key Holder ¥5,250-
Alice Park
※長らく在庫を切らしていたキーホルダーが入荷しました。
Pin Badge
2007.11.17 Saturday
友人が作るカバンがある。
TEMBEA
というブランドで、シンプルでいてどこか懐かしく、でもウィットに富んでいて都会的な雰囲気もする。個人的にとても好みなモノたちなのだけれども、共通の友人が多いせいもあり、友達が何人かで集合するとそれはまるで部活帰りかと思うほど同じカバンの色違いを肩から提げて歩く光景が広がる。先に手に入れていれば良かったのだろうけれども、今となって「ほしい」と手を上げるのはなんだか気恥しいと思う自分がいる。少々ひねくれた根性だと思う。。。
先日、友人たちが集まる機会があり、やはりそこかしこでTEMBEAが目についた。そしてその中のひとりの友人が肩からぶら下げたトートバックに目が止まった。普段から軍パンにT-shritsというようなアクティブなスタイルに、個性的なアクセサリーを身につけるオシャレな彼女はピンクのストラップが愛らしいそのトートの白いボディの部分に5・6個いろんなピンバッチを付けていた。そしてその中の2つに、黒地に白抜きのCHANELの文字が光るものがあった。決して本当に光っていた訳ではないけれども(黒いパッチですから)、それは光って見えた。
それからというものTEMBEAのバック、今からでも「ほしい」と手をあげてもいいのかな? 揺れている。
写真はお店で扱っているアンティークのピンバッチ。
¥1,575- / 1 piece
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