SOURCE objects

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SOURCE JOURNAL vol.22007.02.26 Monday



 滑らかな曲線が美しいチャ−ルズ&レイ・イームズがデザインした椅子たち。50年以上前に作られものなのに、モダンでクールなフォルムに魅了され、彼らのことがもっと知りたくなった。彼らの交流関係を知れば知るほど、同時代に活躍したプロダクトデザイナー、グラフィックデザイナー、フォトグラファーたちの洗練されたシャープで美しいモノに出会うことが出来た。当時のボクには「かっこいい」と感じられるものたちだった。
 一方で初めて目にしたイームズ夫妻が暮らした家にはアフリカのお面やメキシコの土人形が置かれ、ペルシャ絨毯のような敷物が使われるといった、違和感さえ感じされる不一致な様子だった。しかしそれは見れば見るほど引き込まれていく。まずはその違和感が楽しくなる。そして次にはそれが違和感でなく、むしろお互いを引き立ている存在のように見えてくる。 よく見たら、彼らがデザインした木のカタマリのようなスツール、ウォルナットスツールはアフリカ的なフォルムだし、ソファに張れれた生地はどこか南米的な趣きな色彩感覚だ。今までモダンでクールだと思っていた彼のデザインのルーツが真逆とも言える民芸やクラフトの世界にあるとは。
 それからと言うもの、ボクは次第にクラフトに魅了されるようになり、民芸品を探してみたり、それらをルーツにモノ作りをするデザイナーに惹かれるようになった。そんな時に出会ったのが「dosa」だ。世界各地のクラフトを研究し、それを現代的にアレンジするクリスティーナ・キム。彼女のスタイルは現代版イームズのように感じられた。 彼女も、そしてイームズもお互いジャンルは違えど、インドの手仕事の美しさに惹かれている。ボクもジュエリーとジャンルは違うけれども惹かれない訳がない。

 2月にニューヨークからアリゾナのツーソン(TUCSON)に脚を伸ばし、世界的に最大規模なジュエリーの展示会に行ってきました。アメリカはもちろん、ヨーロッパ、アジアから集まってきたありとあらゆるものが一堂に見られます。そんな中ボクはインド人とつたない同士の英語で会話を交わしながら、新しいものを持ち帰ってきました。昨年の11月にインドに行って、今回のツーソンでとインドのものが集まってきましたので、まとめてみました。

 SOURCE JOURNAL vol.2

 イームズから始まったボクの興味は進化を続けています。
 まだまだ奥が深そうです。どうなっていくのでしょうか?楽しみです。

恵比寿みかん2007.02.23 Friday



 ずっと前にお店に来てくれた友人に「あそこのミカン屋さん知っている?」と聞かれた。みかん屋さん!?、始めは見当が付かなかったが、「ほら、すぐそこの!」なんて言われてみると、確かに恵比寿駅方向に少し下ったところにお店らしきものがあったと思い出した。シャッターは半分閉められ、中には不揃いの柑橘類が山積みされ、ビン詰の漬物やらが無造作に置いてあるあそこだ。
 それからしばらくして行ってみた。おばちゃんが奥から出てきて、いろいろと話を聞かせてくれた。50年以上この場所でみかんを売りつづけているらしく、今も昔と変わらず伊豆にある自分たちの畑で取れたものを売り、漬けているものも自家製なんだとか。50年もここで、しかも変わらずやりつづけているとは、もう大先輩に頭が上がりません。肝心のみかんはと言うと、無農薬で形は歪なんだけど、味は濃く、甘ーいミカン。お店同様、人やモノは見かけによらないとはまさにこのことだろうか。自分を反省する。

 今日通りがかったら、ミカンの季節が終わり、甘夏が山積に。早速1キロいただきいた。そして汁を飛ばし、額に汗かきながらまるまる1つを頬張る。おばちゃんは「まだ早いよ」と言っていたけど、昔らがらの酸味が心地いい。今日のお店はきっとシトラスの香だっただろう。そうだ、別の友人が「あそこの甘夏は無農薬だから、マーマレードにすると良い」と言っていたな。ハチミツとも相性が良さそうな酸味だったし、うーん、ちょっと足りそうにない、また買いに行かなきゃ。

小池青果
渋谷区恵比寿3-2-1
甘夏 ¥600-/1キロ

H&H BAGELS2007.02.17 Saturday



 リーズナブルで、アクセスも良さそうなホテルを94丁目に発見!それだけの理由で今回のホテルを決めたニューヨーク。いつかラグジュアリーなホテルライフを、と夢見つつも、仕事で行っているのだから寝れれば良い。多少の不便を覚悟の上。でも行ってみたら、親切なホテルスタッフに、設備も整っていて、部屋もコンパクトながらなかなか快適。当たりだ!さすがに朝食のサービスは付いていないので、朝食は近所で済ます毎日に。まあ、これは自分にとっては楽しみのひとつでもあるから好都合。ある夜、日本から持ってきていたガイドブックを見ると10ブロックほど下りると有名な「H&H BAGELS」があるではないか。翌日の朝食はそこに決め、少し早めに目覚ましをセットする。
 寒さの厳しい朝のニューヨーク、15分ほど歩いてもまだ体が温まらない。でももう少し歩いたら、カリッと香ばしくトーストされ、たっぷりのクリームチーズが塗られたベーグルを頬張れるかと思うと足取りも速くなる。だんだんと人が増える地下鉄の駅前に目指すH&H BAGELSを発見。きっと緩んだ顔で突撃したことだろう。「シナモン&レーズンをトーストして、クリームチーズを」と注文すると、「Sorry...」の返事。えっ?!ここではトーストも、クリームチーズも無いんだとか。。。仕方なく、ベーグルだけを受け取り、すぐ前のベンチでほんのり暖かいモノをかじる。モチモチ感が顎にくる。 今度キッチン付きのホテルに泊まったときに特製ベーグルサンドを作ってやると心に誓いニューヨークを後にする。

 帰ってブログを書こうと「H&H BAGELS」と検索すると、日本にもあるんですね。知らないのは僕だけ?!これは早速リベンジ出来そうだ。

 H&H BAGELS http://www.hhbagels.jp

Freemans2007.02.12 Monday



 ニューヨークに引越ししたメリッサがご飯を食べようと誘ってくれてたので、迷わずFreemansをリクエストすると、「My favarite!」の返事。

 マンハッタンの南、リトルイタリーとローアーイーストサイドの間を斜めに横切るボーリー・ストリート。通りの両側にはキッチン用品専門店、リサイクル家具屋などが軒を連ね、にぎやかではあるが僕らビジネスで訪れる人やもちろん旅行者にとっても縁遠いエリアだ。東京で言うならば河童橋のようなエリアだろうか? ボーリーからリビントン・ストリートを東に入り、さらに1本目の細い薄暗い路地を左に曲がった突き当たりにFreemansはある。

 日曜日の夜、多くの人々は週末の最後の一時を家で過ごしているであろう8時過ぎにも関わらずドアを開けると満席。そしてバーカウンターにも席が空くのを待つ人々でごった返している。2年前に初めて連れて来てもらったときもこんな感じで賑わっていたので、待つのは覚悟の上。それよりも入って、その店内の様子を楽しもう。ドアを開けたその瞬間、カナダかオレゴンかどこかの趣味の良い猟師の山小屋に招かれたような錯覚に陥る。壁は鹿、野鳥などの剥製が所狭しと飾られ、使い込まれたテーブルに椅子、そして忙しそうに働くスタッフの中には長ーいヒゲの男、細身のツイードのジャケットが似合う案内役。そんな光景を楽しみながら話を弾ませていると待つのも悪くないとさえ思えてくる。
 そして席に案内され、ワインとみんなでシェアする前菜、そして各々メインを選ぶ。ボクはポークチョップを試してみることに。 まずワインで乾杯!そしてアーティチョークのディップを薄切りにし、トーストしたバケットと一緒にいただく。きっと塩とコショウだけだろう、素材を生かしたシンプルな味付けがまたその雰囲気に、そしてワインに合う。そしてポークチョップは今まで食べたことのない分厚い(3cmくらいあったと思う)肉の塊にこれまた塩、コショウ、ハーブ、そしてバルサミコ酢でシンプルな味付けが心地良い。この頃にはワインの助けももらい、つたないはずの英語も饒舌に。楽しい時間が過ぎていく。

 お店を出ると外は雪に。通りに停められた車の上には薄っすらと雪が積もり始めていて、ほろ酔いのメリッサが雪合戦を宣戦布告!もちろん応戦!冬のニューヨーク、悪くない。

Freemans
191 Chrystie St New York, NY 10002
www.freemansrestaurant.com

※ほろ酔いでピンぼけの写真… お許しください。 

SOHO2007.02.08 Thursday



 すれ違う車はボコボコと嫌な音をたて、歩く自分も足を取られそうになる石畳。決して環境が良い訳ではないけれど、心は踊り、足は先を急ぐ、そんなエキサイティング街、ソーホー(SOHO)。
 
 先週お休みをさせていた間にニューヨークとアリゾナに買い付けに行っておりました。持ち帰ったものを徐々にお店に並べ、久しぶりに再会したデザイナー・作家たちから受け取ってきたものもホームページにアップし始めました。

臨時定休2007.01.26 Friday

臨時定休のお知らせ

買い付けのため、以下の通りお休み、営業時間の変更をさせていただきます。

1/27(土) OPEN 14:00-20:00
1/28(日) OPEN 12:00-20:00(通常営業)
1/29(月)-2/2(金) CLOSE
2/3(土) OPEN 14:00-20:00


以降は通常通り



SOURCE JOURNAL vol.12007.01.25 Thursday



 去年の2月、「SOURCE JOURNAL」という小さなフリーペーパーを作りました。
 インターネットがどんなに進化しようが、やっぱり印刷された紙の匂いが好きだし、安い紙に印刷されたカスレ具合やその存在感がたまらない。そう思ってはじめたものの、結局1年が過ぎようとした今でも2号目は遠い先にも見えません。それは自分の重い腰のせいだと思いますが、ホントは重いと思い込んでいるだけなのかもしれません。
 これなら出来ると思い(思い込み、これ大切!)、今月からホームページでSOURCE JOURNALを復活させました。毎月1回のペースでSOURCEにまつわること、またには関係ないことも交えて、綴って行きたいと思っています。
 紙の良さが!と思ってはじめたことでしたので、いつか紙でもやりたいと思っていますが、より多くの方に、気軽に楽しんでもらえる形としてこちらも宜しくお願いします。

 創刊号は石のお話を。

 SOURCE JOURNAL

大人の味2007.01.18 Thursday



 休日の朝、目覚めると外は雨。このまま二度寝に突入しそうだったが、今日は新宿に行くと決めていたので、布団を飛び出し、仕度をする。バスと電車を乗り継ぎ、11時過ぎに新宿に到着。まず用事を済まし、終えた頃にはお腹がすいてきた。食事をしようと思うが、新宿に不慣れな自分にはひとりで食事ができる気の効いたお店に心当たりが無い。そのままブラブラしていると、ちょうど三越の前を通りがかったときに「つな八」のことを思いだした。何年か前(まだ学生だった気がする)につれてきてもらって、初めて塩で天麩羅を食べるという新感覚に感動した思い出がある。確かカウンター席があったはずだと思い、三越の交差点を曲がり、暖簾をくぐる。お店に入るとちょうど目の前のカウンター席が空いていたので、そこに案内される。目の前には初老の料理人が海老の皮むきを、左には大粒のエメラルドが印象的なリングをしたおばさま、右には新聞片手に刺身をつまむおじさま、まさにベテラン勢に囲まれたルーキー。慣れないながらも注文を済ませ、お茶を啜りながら出来上がりを待つ。自分の左前では若手の料理主任が手際よく天麩羅を揚げ、出来上がった順に目の前のお皿に置いていく。ちょっとしたパフォーマンスを見させてもらっている感じになる。自分の順番になり、揚げ立ての海老が置かれた。まずは塩で頂いてみる。美味しい。そして次に天ツユで。これは白いご飯が進む美味さ。テンポ良く揚げられ、それを塩、天ツユと交互に試しながら頂いていると自然と緊張もほぐれ、結局ご飯をおかわりまでして大満足。今度はこれを目当てに新宿に行くかもしれない。

つな八
新宿区新宿3-31-8

Hawaiian Host2007.01.15 Monday



 お正月気分はすっかり抜け、平常を取り戻し毎日を過ごしているこの頃ですが、ボクのわき腹にはしっかりお正月が残っていました。この前体重計に乗ってみると、3キロUP。。。これはいけないと思うも、ついつい目の前のチョコレートに手が伸びる。先日、ニューヨークに行っていた友人からお土産にもらったマカデミアンナッツ・チョコレート。ニューヨーク土産にマカデミアンナッツ・チョコレートとはいささか場違いな感じはあるものの、実はこれが一番嬉しかったりする。人から何かをもらえるのはなんだって嬉しいけれども、なかなか自分じゃ買わないものをもらえるのって、とっても嬉しい。さあ、これを食べ尽くしたら、運動しよう!

Hawaiian Host Chocolate Covered Macadamia Nuts

Happy New Year !2007.01.05 Friday



 あけましておめでとうございます。
 
 さあ、SOURCEも昨日から1年が始まりました。

 年末はお店の大掃除、自分の家の大掃除と慌しく過ごし、年始は束の間のお休みで帰省しました。久しぶりの実家ではコタツに入り、目の前のものを食べて過ごす甘ーい生活。年末恒例の今年を振り返るテレビ番組で激動の世界情勢を目の当たりにしたばかりだったからか、平和に過ごせる新年を噛み締めつつ、みかんの薄皮をむいていました。
 そしてコタツでは父親の趣味でもあるカメラの話題に。あれやこれやと持ち出し、カメラ講座が始まる。毎年、「今年も飛躍の年であってほしい」と願う新年ではありますが、今年はまずカメラの腕を上げようと誓います。

 本年も宜しくお願い致します。