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LA2009.02.10 Tuesday



 毎年1月末から2月頭にかけてNYではギフトショーが、そしてアリゾナ州・ツーソンではジェムショー(宝石展)があるのでこうしてアメリカに出かけることが恒例になってきている。今年はそのふたつのショースケジュールが少し離れていたので、途中ロサンゼルスに寄ることにした。珍しく慌ただしく過ごすことのないLAとなった。
 LA初日は第一日曜日、これに合わせてスケジュールを組んだと言っても言い過ぎではないほど楽しみなイベント、ロサンゼルスの北、パサディナでのフリーマーケットに出かけた。家具、古着、雑貨、なんかのパーツ?、とにかくいろいろあって、あっという間に4時間ほど歩きまわっていた。いくつか掘り出し物を見つけたので、またの機会に綴りたいと思っている。



 LAは25度を超える暑さ。NYから飛行機で6時間、気温差が40度近くもあるというは驚きである。その後足を伸ばしたサンタモニカビーチでは自転車に乗ったり、ビーチバレーをしたり、昼寝をしたり、みんな日曜日を楽しんでいる。LAはいつも開放的な気分を助長してくれる場所である。



 後日サンタモニカで暮すマーガレットに会いに。注文していたものを受け取り、新しいものを見せてもらい、今後の相談をする。自宅の2階が自分のアトリエになっていて、そこにある石や作りかけのモノなどを見ていると、「こんなのどう?」、「あんなのどう?」と話が弾む。



 ハリウッドでお店をしている友人を訪ねる。お店には見覚えのあるウッドボールが綺麗にディスプレイされていた。彼は去年の9月に日本に来ていて、そこで出会った僕の友人が鹿児島で作っているウッドボールを扱うようになったのだと前から聞いたが、実際目の当たりにすると、日本人として誇らしく感じるものである。



 他にも、アリス・パークと会ったり、久しぶりに再会した友達と食事をしたり、日本が恋しくなりラーメン屋に駆け込んだり、とゆっくりと過ごすことができた3日間。そしてその後は慌ただしいツーソンへ。
 しかしツーソンでのことを書き綴る前に帰国となった。

YOU MUST VISIT.2009.02.02 Monday



 ニューヨークは自分が知っている範囲のアメリカでは唯一、車が必要ない街。地下鉄を使ってほとんどの場所に行けるし、あとは自分の足を使うのみ。歩いた分だけ発見があるはずである。ガイドブックを頼るのではなく、アンテナをビンビンに伸ばして、歩く、そして歩く。

 アンテナな引っかかった地元客で賑わうピザ屋。



 古くからやっていそうなベーカリー。



 ヨーロッパテイストの深炒り豆で入れたブラックコーヒーが自慢のお店。



 きっと自分だけのお気に入りが見つかるはず。
 ニューヨークで暮す人々も自分だけのとっておきのお店がどれだけ多いかを競っているとか、いないとか?

Birthday in NYC2009.01.31 Saturday



 今回のニューヨークはお店を手伝ってくれているスタッフ2人、ジュエリーを作ってもらっている職人さん1人、そして自分、計4人での旅となった。MelissaCarlaLenaSehtiなどデザイナーたちに会って新しいものを見せてもらい、隙間の時間を見つけて街に繰り出し良い刺激を受け、慌ただしい日々はあっという間に過ぎ去っていった。そしていよいよ最後の夜、ちょうどスタッフのひとりが誕生日を間近に控えていたのでサプライズパーティーを計画した。気の利いたケーキがどこにあるのか見当がつかなかったので、たったひとつの心当たりDean and Delucaに出かけた。「Happy Birthday」と描かれたチョコレートのデコレーションケーキを見つけたが、完全なアメリカンサイズ。どう考えても4人には大きすぎるサイズ。。。隣のケースにはちょうど良さそうなミディアムサイズのチーズケーキが。誕生日にチーズケーキか?と悩んだが、濃厚なベイクドチーズケーキと言えばニューヨークの代名詞のようなものだろう、ここはそう納得させ、それを包んでもらうことにした。一緒にキャンドルとデコレーション用のクッキーをいただき、いささか強引ではあるが、即席バースデイケーキの完成。その晩、ささやかなパーティーをした。歩き疲れていた僕らにはちょうど良いたっぷりの糖分だったと思う。

 そして3人は今朝の飛行機で日本に戻っていった。長らく休みにさせてもらっていたお店も1日より再開。デザイナーたちから受け取った荷物も一緒に持ち帰ったので、お店も賑やかになることだろう。

 僕はもう少しニューヨークに、そしてさらにロサンゼルスとアリゾナへ。

臨時休業2009.01.25 Sunday



1/26(月)〜1/31(土)までの間、買い付けのためお店をお休みさせていただきます。

SOURCE一同

New Lens2009.01.22 Thursday



 一眼レフカメラ歴2年。ちょっとはカメラのことが分かってきたつもりである。思い通りに撮れた写真に満足し、光りが与えてくれる奇跡の一枚に歓声をあげ、相変わらず下手な数々に凹む。そんな一喜一憂が益々興味を膨らませている。

 勿体無いのは持ち歩いていないこと。。。いつも三脚に乗せて、商品とのにらめっこでは、折角の興味も広がっていかないはずだ。とにかくいろんな理由を並べ、欲しくなった明るいレンズを検索する。するとちょうどニコンから明るいレンズに新しいモノが出たようだ。それが良さそうか!?いやいや、前から狙っていたSIGMAのモノも優れものだと聞く。・・・散々ネットサーフィンを繰り返し悩んだ挙句、ニコンの古株、AF Nikkor 50mm f/1.4Dにすることにした。中古カメラ屋さんに行ったときにたまたまあったそのレンズで試し撮りさせてもらった1枚が気に入った、それが一番の決め手となった。後日、新品を手に入れ、早速試しに鏡に映ったレンズをカシャッ。手ブレしてしまった。。。脇が甘いっ。しかしまぁ、甘めの採点で幸先よしとしよう。それにしてもコレは軽い。これを持って出かけよう!

NIKKOR LENS
AF Nikkor 50mm f/1.4D

SKI2009.01.18 Sunday



 約10年ぶりにスキーに行った。数年前からスキーを再開した友人が北海道・ニセコに行くと言う、去年も一昨年も行っていて、その楽しさを聞いていた。10年前とは言え、自分もスキーの楽しさを知っている者としてはその感覚は覚えているつもり。ウズウズした気持ちを胸に今年は友人に便乗してニセコに駆けつけることができた。

 昼過ぎに到着したニセコ、早々に着替えと昼飯を済ませ、いよいよゲレンデへ。恐る恐るスキーの板に足を乗せるとスーと前に進む。その瞬間顔が引きつったのを感じたが、意外にも体は覚えているようでその後は板に体を任せられた。まずまずの再スタート。到着したときからずっと雪が降り続いていて、2日目は吹雪のような1日、後から聞くと今年一番の降雪を記録した日だったらしい。朝一番で上がったゴンドラを降りると膝丈を越える信じられない深さだった。それにビビる自分の隣には興奮状態の友人が笑みを浮かべていた。これがニセコの醍醐味なんだと言う。深雪の急斜面、しかも林のような場所に飛び込んで行く友人、「もうどうにでもなれ」そう心で叫びつつ、自分も後を追った。滑り始めるとその深さは増し、口に鼻に舞った雪が入り込み呼吸を妨げる。視界も殆どさえぎられて、バランスを崩して見事に大転倒。そんな連続で何とか林を抜けた2日目。3日目、一向に止まない雪はさらに山を覆いつくすものの2日目に比べたら穏やかだった。早朝の営業開始を待って乗り込んだゴンゴラを降りると2日目は風で動いていなかったその上に向かうリフトが動いている。そしてさらにその上、山頂に向かうリフトもである。一番上のリフトに乗り込むとそこは木が生えることが出来ない厳しい環境(森林限界)のようで数本の小さな木が雪から顔を出しているだけで、2日分の降り積もった雪、さらに誰も入っていない雪面が広がっている。リフトを降り、その中に板を進めると腰の近くまで雪に埋まる。緊張を興奮の中、板を下に向ける。その先は無我夢中でストックを前に出し、体重移動を繰り返す、舞い上がる雪、フワフワした感覚、自然と出る雄叫び、今まで味わったことのない特別な気分だった。最高の3日間、友人に感謝を告げ、ココでの再開を誓った握手をし、バスに乗り込んだ。

 東京の戻って筋肉痛や節々に痛みがある。これは数日もすれば消え去るだろうが、あの感覚は当分消えそうにない。再点火したスキー熱、これからどうなるのか自分でも楽しみである。とりあえずNISEKOのホームページが自分のPCの「お気に入り」に加わった。

NISEKO United

赤福2009.01.06 Tuesday



 新年明けましておめでとうございます。
 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 と言うことで、2009年がスタートした。年末年始は実家のある愛知県に帰省し、コタツとテレビがお友達。食道楽に寝正月、思い出とともにお腹にお肉を蓄えて東京に戻ることとなった。まあ、これから来る寒い冬への備えだ、などと勝手な言い訳を並べてみたりする始末。全然、懲りていない訳で、帰り際の名古屋駅で友達へのお土産を選びつつ、自分のためには12個入り赤福を。去年はちょうど「なんちゃら偽装」の渦中、手にすることが出来なかっただけにその反動か、今年はピンクの包みに覆われた箱が積み上げられた様が眩しく感じられる。東京に持ち帰り、きっちり2日間の賞味期限を守り、ぺろりと平らげた。これで正月気分はおしまい、七草がゆを機に膨れた胃をどうにかせねば。

赤福

サンタ・マリア・ノヴェッラのポプリ2008.12.25 Thursday



 サンタ・マリア・ノヴェッラのポプリ。忘れてしまったが、どこかで嗅いだその香りが忘れられなかった。草木なのか、蜜なのか、独特な甘い香りがするが、甘いだけで無く、鼻の奥で感じるスパイシーな香りがなにより心地よかった。それ以来お店で使うようになった。サシェと呼ばれる綺麗な巾着袋に入ったモノや、クラシックな装いのテラコッタに入ったモノなど贈り物に重宝しそうなモノがあるが、自分はビニールに入った簡単な包装のモノを定期的に購入して、それをお店で使っている(ときには販売してる)器に入れて楽しんでいる。器に花を活けるようなタイプの人間ではない自分にとっては枯れた草花を器に入れて楽しむ方が似合っているようだし、どうも自分が持ち合わせている器にはその方が良いような気がしている。年末、香りが薄まってきているのを感じていたので、また新たに一袋手に入れ、お店に持ち帰った。お店の幾つかの器を見回しても、いままでに溜まったポプリでいっぱいになっており、これが収まる隙間はなさそうだったが、ちょうど北欧に行ったときに手に入れて、まだお店に出せていない大きめな陶器の器があったを思い出した。それに開けて、自分の席の横に鎮座する背の高いショーケースの上に置いてみた。それ以来、自分の周りで人が動くと風に運ばれてすっと香ってくる。また新しい楽しみ方を見つけた。

Santa Maria Novella

We are OPEN.2008.12.16 Tuesday



<お知らせ>
12月は通常の定休日・水曜日も含め毎日オープンしております。

We wish you a Merry Christmas!

SOURCE
東京都渋谷区恵比寿3-3-6 滝澤ビル1F

HERMES2008.12.12 Friday



 時間が出来たので銀座に立ち寄ることにした。夕刻を過ぎた頃だったため、有楽町の駅を降りると西武にマルイにマロニエゲート、目の前は煌びやかなイルミネーションに埋め尽くされている。左に目を向けると宝くじ売り場には長蛇の列。不景気だと騒がれているが、ココはそうでもないのかもしれない?夢の街なのか?
 
 用事を済ませ、少し前に休皆で紹介されていた東京大学の研究博物館がエルメスしていた展示を見過ごした悔しさを思い出した。休皆をチェックしたその日に展示会は終了していたという、一番悔いの残るタイプの失態だった。その悔しさを胸にエルメスに行ってみることにする。遠くからレンゾ・ピアノが設計したガラスブロックを積み上げた建物が確認できた。それは夜空の中、内側の灯りを外に放ち、ほんのりと黄色く染まり控えながら堂々とした佇まいが印象的である。(個人的にベスト・イルミネーション@銀座に挙げたい。)近くに行ってみると、毎度目を楽しませてくれるショーウィンドが今回はさらに輪を掛けて自分の心を虜にする。メインエントランス横のウィンドには200、いあ300はあろうか、大小様々なグラスにボトルにボール、とにかく透明なガラス器を器用に積み上げ、その中にみんなの憧れケリーバックが浮かんで見える。そして壁沿いにある小さなウィンドにも同じように時計が浮かんでいたり、カップ&ソーサーが浮かんでいたりと、どれも楽しい。ガラスに囲まれたそれらはまるでそれぞれが「小さな銀座エルメス」かと錯覚させられる。そんな想いが頭に過ぎるとまるでコンテンポラリーアートのように見えてくるのである。

 気分が上がったところで店内に足を踏み入れようと思い立ったが、ドアマンと目が合って軽くお辞儀をしてその場を後にした。いつも外ばっかりで、結局、中には一度も足を踏み入れてたことがない。自分にとってはまだ夢の場所。いつか用事を作って改めたいと思う。楽しみを後回しにするのは悪くないだろうと自分を納得させているのである。