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ART FOR ALL2011.07.21 Thursday



青年時代に(はや15年ほど前か…)いろいろと教わった雑誌「relax」、ホントいろいろと教えてもらった。いま改めて、当時の自分にとってバイブルのような存在だったと思うわけで、ということは編集長をされていた岡本さんは先生か?!そんな岡本さんが久しぶりに(?)編集長として携わった「ART FOR ALL」を手にすると、なんだか今の自分にシックリくる物事、ヒントが隠されているのでは?と、ゆっくり、じっくりとページを捲っている。

ART FOR ALL 8 ¥525-/each
@ SOURCE

Dupatta for Spring2011.04.03 Sunday



今年は代々木公園の夜桜を楽しむことが出来るだろうか?不定期ではあるが、友人の会社がそこで花見を開催してくれるのを、実は毎年楽しみにしている。その回が行われない年は代々木公園には行けない、いや、行かないのは自分の勝手なのだが、あの寒さの中でビールを飲むのは真冬並み(ときにそれ以上)の防寒対策と、それに付き合ってくれる相当数の仲間が必要なのだから、、、やっぱり行けないといった方が正しい。桜は春の象徴なはずだが、冬の終わりのような存在にも思えてくる。
数日前に東京でも桜の開花宣言があった。とは言え、毎日通りかかる目黒川沿いの桜並木は現在のところ一部咲き程度。今日はまだまだ寒いし、朝晩の冷え込みもある。Dupattaは女子限定的なデザインゆえ、残念ながら僕は持ち合わしていないが、こんな季節の変わり目には薄手で大判のショールが大活躍してくれるのではないかと思う。さて、今夜は今年一回目のお花見のため中目黒へ。

Dupatta (matta)

Ceramic Brooch2011.01.14 Friday



陶器のボタンを作ったことでも知られるルーシー・リー。最も有名なのは、美しいフォルム、独特の釉薬を用いた器や花器かと思うが、ボタンというプロダクト、いや部品と言ってもいいのかも知れない、そんな小さなモノまで手がけていたその多才ぶりをヒシヒシと感じたことこそが、彼女のことにより感心を高めた理由だったと思う。
伊藤利江さんも器や花器、そして大きなオーナメントなどを陶芸で作りつつ、デスクランプのベースを作っていたり、やはりボタンも作った経験があるという。多くの陶芸家が「作家」と呼ばれる響きとは少し違った、個人的にはデザイナーという言葉の方が似合う女性なのかと思っている。そんな彼女の作っているブローチは僕にとって、まさにルーシー・リーが作っていたボタンとダブルのである。そういえば、ルーシー・リーのリーは「Rie」、利江も「Rie」となるわけで、なにか関係があるのだろうか・・・偶然?必然?今度聞いてみよう。

Ceramic Brooch ¥5,145-

PANTALOON2010.12.14 Tuesday



糸で渦を巻くようにして、それをまた糸で縫いかためて作る素材は、柔らかく、固い。1+1が2でない、3にも4にもなっている感じが最も惹かれる点。そんなふうに作れた素材だからできるカタチや機能を活かしてデザインされたブローチは大阪を拠点に活動するデザインユニット・PANTALOONと造形作家・曽田朋子によって共同で作られたプロダクト。一目見たときの楽しさや美しさもさることながら、デザインというよりも、開発という言葉の方がピンとくる逸品かと思う。

PANTALOON

DUPATTA wool2010.10.18 Monday



最近創刊された「Blanc」という雑誌にAlice ParkのKey Holderをご紹介していただいた。嬉しかったのが「MY BASIC!- 偏愛定番アイテム。」なるコーナーで紹介されていること。実際、僕の使っているKey Holderはもう2代目だし、周りの友人を見渡せば、かなり年季の入ったヤツがトートバックからぶら下がっているのを目にすることができる。よかったよね、アリス。今度会うときには掲載誌を持って行くから。Blancには選抜されなかったけど、DUPATTAも「SOURCE BASIC!」かなと。そろそろいい時期になってきた。

matta DUPATTA wool

Stone Bowl2010.09.27 Monday



「THE WORLD'S NUMBER ONE FINE JEWELLERY EVENT」と銘打って開催されている香港の展示会。その大きさゆえ発見もあるけど、きっと見落としもある。一昨年見つけた石のボールだったが、去年は見つけることが出来ず、、、そして今年再会。2年ぶりの再会にもやっぱり良いなと思えたのが嬉しいかったこと。毎年同じ場所に行っていても、そのときによって目に留まるもの、留まらないものがあるのは面白い事実だなぁと思う。

Stone Bowl
Large ¥4,725-
Small ¥3,990-

カンザシ2010.08.16 Monday



カンザシを見ながら、昔、昔、若かりし頃はロン毛時代もあったなぁと振り返ったが、もちろん僕がアップにしたって似合うわけがない。。。同時に、先日テレビを見ていて、「浴衣を着た女性のどこに惹かれるか?」なんてことがテーマになっていたことを思い出した。その結果、1位はうなじ。男は浴衣女性のうなじに惹かれるのだ。確かに、それは女性らしい美しさのひとつだと、同感。 こちらのカンザシ、できない僕が判断するのもおこがましく、さらに言えば、どう使うものなのかさえもアヤフヤな状態だから、使い易いものなのかさえ不明だけど、浴衣女性を引き立ててくれるモノだと、男目線では確信(期待)している。

Horn Hairpin ¥2,520-

Ivory2010.07.06 Tuesday



dieciでのTrunk Showが先週からスタート。初日から大雨に見舞われたにも関わらず、来ていただいた方々との出会いに感謝。そして、あっと言う間に後半戦突入。これからの出会いにも期待をしたいと。

出会いと言えば、以前から行きたいと思っていた大阪の友人のオフィスに訪れられたこと。その日、dieciの田丸さん、堀さんも用事があるということで一緒に連れて行ってもらうことになった。そして、そこで見つけた大小様々の山を思わせる白い塊群。西オーストラリアのどこかで雨風で作られたこんな幻想的な場所があったような、スターウォーズだったか他の惑星にも似たような景色を見たことがあるような、とにかく美しい場所を思い起こさせるそんな小空間にハッとさせられた。けど、肝心のそれが何なのか分からず、、、なんども持ち上げてジロジロを眺めている姿を見かねた友人が「それは象牙です」と声を掛けてくれた。まさか!こういう瞬間、僕は「欲しい!」って思うんだと再認識したのだった。

Ivorys

Buffalo Horn2010.04.06 Tuesday



 磨くだけで滑らかで美しい艶が生まれ、程よい硬さがあるものの加工しやすく、熱を加えると少しの整形が可能。褐色と黒のマダラ模様には美しさだけでなく、唯一無二であるからこそ感じられる特別感がある。さらに、安価な材料でもある。これほど素晴らしい素材はあまりないと思う、水牛の角。

Baffalo Horn Hairpin ¥3,200-
Baffalo Horn Bracelet ¥2,940-

Quartz Dishes2010.03.21 Sunday



 「SIGN」の面々がお店に寄ってくれた。久しぶりに会った友人と世間話の最中、別の友人が先月ツーソンで見つけてきた水晶の器を手に取り、横から、下から、舐めるように見ていた。話も途中だったので、話し続けていたけれども、頭の中では「裏を見てもサインは彫ってないけど、いい感じでしょ。そうそう、雰囲気似てるでしょ、Alexandre Nollみたいじゃない?」と独り言。その後、確認したわけではないので、あくまで想像だけど、デザインやアートに高い美意識を持っている彼らにそう見てもらえると、こっちとしても自信が付くってもの。そんな後押しを感じつつ、自信を持って、美しい器かと思う!

Quartz Dishes ¥9,450-から