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made in Brooklyn2007.06.14 Thursday



 2月のこと、暖冬だったニューヨークとは言え寒さの厳しい朝、マンハッタンの滞在していたホテルから、通勤ラッシュを横目に空席の目立つ地下鉄でブルックリンへと向かう。マンハッタンからブルックリンブリッジを渡ってすぐの駅で降りる。初めて降りる駅で人も少ない、薄暗い地下道を心細くなりつつも先に進む。地上に出るとぱっと開け、さっき通りすぎたブルックリンブリッジが目の前にそびえ立つ。トラス構造の美しい橋、その向こうに広がるマンハッタンの町並み、そして降り立ったDUMBO(ダンボ)エリアのコントラストでさっきまでの不安が高まる期待に変わる。

 DUMBOは最近HOTなエリアだと言われている。おそらく少し前までは工業地帯だったであろう。赤煉瓦の建物が軒を連ね、大きなシャッターの少し開いた隙間からはなにやら重々しい機材が見えたりする。そしてその隣には高い天井を生かしてロフトを作ったのか、洒落たコーヒーショップがある。教えられた住所に行くとまた大きな赤煉瓦の建物だ。業務用の大きなエレベターで上に向かう。

 Marjorie Victor(マルジョリー・ビクター)がここにスタジオを構えたのはまだ最近だという。数人のデザイナーたちと部屋をシェアしているようだ。その日はあいにく彼女しかおらず他のデザイナーたちには会えなかったがファッション、アート、それぞれのデスクに貼られた写真から想像するに興味深い人たちだろう。次回に期待するとしよう。マルジョリーのデスクにはジュエリーになる前のパーツが無造作に転がっている。その脇には小さなガスバーナーやペンチなどが置いてあったので、無理を言って作り方を見せてもらうことに。器用に火をあやつり、ジュエリーにかたちを変えていく。分かっていたことではあるけれども実際に彼女の作業を見るのはワクワクする。

 DUMBOには洒落たレストランやトレンドをリードする洋服屋、雑貨屋が増え始めているようだけれど、それらと昔ながらのモノを作る環境が共存しているようだ。そんな混じりあった環境がブルックリンの面白いところだろう。彼女のこれからも楽しみにしたい。

Marjorie Victor
Necklace ¥15,750-から

Melissa Joy Manning 価格変更のお知らせ2007.06.05 Tuesday



 以前にも書いたことがあるが、メリッサ・ジョイ・マ二ングの工房に行ったとき、その素朴さに驚いた。大きな機械は何ひとつなく、あるのはハンマーと先の尖った特徴的なかたちをした鋳物の台。彼女の作るジュエリーのほとんどは14金のワイヤーをその工具を使って叩き、かたちを変える、そんなシンプルな工程で作れている。だからこそ素材(金)の特性を活かしたジュエリーに仕上がるのだと思う。

 このところ金の相場の上昇が止まる気配がない。ジリジリと右肩上がり。心配はしていたものの、ついにメリッサからも価格変更のお知らせが… 金のみを使っているのだから理解はできるものの、皆様には残念なお知らせでしょう。もちろん僕にも。
 
 6/15より以下の通り、一部HOOPSの価格を変更させていただきます。
 
 新価格
 Round Hoops Small  ¥8,190-
 Round Hoops Medium  ¥9,975-
 Round Hoops Large  ¥12,075-
 Round Hoops X-large  ¥16,800-
 Oval Hoops Small  ¥9,240-
 Oval Hoops Long ¥17,325-
 Square Hoops Large ¥19,950-
 ※上記のアイテム以外は変更ございません。

 本日、メリッサより荷物が届きました。この機会にいかがでしょうか?

Melissa Joy Manning Hoops and Ring

INSECTS2007.05.29 Tuesday



 お伝えするのが遅くなってしまっていたのですが、マメロンから新しいモノが入荷しています。
 耳に止まったテントウムシ、胸元に光るカマキリ。いつもウィットの富んだ遊び心で楽しませてくれるマメロンですが、今回のテーマは「昆虫」。夏休み前に昆虫採集してみては?

INSECTS by mamelon
テントウムシピアス (10kt gold) ¥15,750-
カマキリブローチ (silver) ¥10,500-

Antique Garnet Ring2007.05.27 Sunday



 アンティークなので詳しいことまでは分からないのですが、アフガニスタンで作られたとされるゴールドのリング。擦れたガーネットと色の飛んだ金色がその長い歴史を感じます。ホントかウソか?2000年程前のモノって話。
 欧米においてガーネットは石の持つ意味である「積み重ねた努力が報われる」ように、と願いを込めて親が子供に贈る初めての宝石なのだそう。このリング、サイズも小さいし、そんな思いが込められて代々引き継がれているものなのかもしれません。

 シンデレラの靴のように、サイズの合う方に引き継がれていくと良いのですが… 
 少々ロマンティック過ぎましたか?

Antique Garnet Ring
Size:6号
¥42,000-

New Hoops2007.05.19 Saturday



Melissa Joy Manning
New Hoops are arrived.

1.-5. Round Hoops-S,M,L,XL,XXL
6.7. Oval Hoops-S,L
8. Oval Hoops-Long
9. Wish Bones
10. Octagonal Hoops
11. Triangle Hoops
12.13 Sqaure Hoops-S,L

Herkimer Diamond Rings2007.05.11 Friday



 レナ(Lena Skadegard)に会うたびに「絶対好きだから!」と強く勧められたHerkimer Diamondのリング。Herkimer Diamond?、ハテ?、自分の乏しい知識では聞いたことのない種類の石だったので、気が乗らなず今まで来ていた。けれども、よく話を聞くと興味がフツフツと湧いてくるではないですか。。。

 Herkimer Diamond(ハーキマーダイヤモンド)は水晶の一種です。アメリカのハーキマーで産出されるということ、そして美しい無色透明な輝きがダイヤモンドのそれと似ていることから、その名前が付けられたそうです。そして驚くべきことは、その色や輝きがカットや研磨して得られたものではなく、産出された状態そのまま、地球が生み出した自然の形や輝きだと言うことです。(多くの天然石はカットや研磨によってその輝きが得られます。)

 それらがフツフツの原因、期待が高まる訳です。今回入ってきたもの(2点)も透明な輝きや艶、そして中にカーボン(黒い部分)や気泡が含まれ、自然の美しさを感じさせます。またレナのデザインも鳥が足で何か獲物を捕らえたかのように石をセットし、その素晴らしさを引き立ててくれています。
 
 まだまだ、知らないだけで世の中には美しいものがあるのでしょう。

Herkimer Diamond Ring

Willow Rings2007.04.28 Saturday



 家の前の公園がつい最近までは淡いピンクに染まった桜の花で覆われていたのに、今では青々とした若葉が元気に太陽を探している。東京で暮らしていると季節の変化を感じずらい。けど、この季節は桜が教えてくれる。梅雨までのいい季節、たっぷり光合成をしたいと思う。

 カーラからの荷物がゴールデンウィークに滑る込むように到着。彼女の住むマサチューセッツはきっとまだ寒い日が続いているに違いないが、Willow Ringは元気に芽を出して入っていた。

 ゴールデンウィーク、お天気の日を見計らって、恵比寿に出かけください!

Willow Ring
Willow Ring with sapphire

Kyoko Honda Necklace2007.04.24 Tuesday



 今日はバタバタといくつか荷物が届いた。手を休め、荷を解く。 少なくなっていたネックレスやピアスが入ってきた。早速ディスプレイし始める。ちょっと寂しくなってきたトレイに並べると、水槽の中で水を得た魚かのように、元気に光を放っているように錯覚する。そしたらその周りも気になって、あれやこれやといじってみる。だんだん熱中してくる。地味なようで、楽しい作業である。

Kyoko Honda
Single Stone Necklace

Chain Ring2007.04.23 Monday



 これだけモノや情報が溢れているはずなのに、なかなか自分にあったモノに巡り合えない不条理な世の中だと思うことがある。ニューヨークへ行って、インドへ行って、もちろん日本でも、必死に探しても素敵なものに出会えることは決して多くない。
 先々月だったか、お店に寄ってくれた方の手に光るモノを見て、何気なく声を掛けてみた。「素敵な指輪ですね」と。すると、それは彼女自身が作っているものだった。それがきっかけで彼女の作るものをお店で扱わせてもらうことになった。出会いは偶然、いや必然なのかも。



Chain Ring
by lana ia lani
Material : 18kt gold, presious stone or semi-presious stone
Price : ¥8,400-〜

POLKADOT2007.04.10 Tuesday



 まず最初に形(フォルム)が美しいと思ったものはそのモノのあれこれ(ウンチク)とは関係なく「良い」と思えるものです。Willow Ring(柳の枝)もそうですが、シンプルだけど、気の利いたデザインが嬉しいカーラ・カルーソのリングシリーズに新しいラインナップが加わりました。

 一目惚れだったので、モノの名前も聞かず注文していたものでしたが、POLKADOT、ポルカドットと発音すれば良いのでしょう。英語っぽくなく、どこか東ヨーロッパを思わせる響きとその文字の並びが気に入っています。その意味は「水玉模様」。 あぁ、このシンプルに丸が連なったフォルムは水滴をモチーフにしているのですね。あとから気が付いています… 自然をモチーフにする彼女らしいデザインと、そして素敵なネーミングで個人的にはより一層惹かれることとになっていますが。

Polkadot Rings