大失敗2007.02.19 Monday



 海外出張の前は大体バタバタして、結局駆け込むように成田空港に到着する。けれども今回は電車の乗り継ぎもうまく行ったせいか、余裕を持ってチェックインカウンターまでたどり着いた。さほど並んでもいなかったので、すぐ自分の番になる。今回は初めてインターネット予約を利用したので名前を名乗り、パスポートを渡して、チケットレスで簡単チェックイン!しかしなかなか事が進まない、スタッフが集まり始め、どうも様子がおかしい。すると「お客様のご予約が明日になっております。」 ・・・ 目が点とはこんなときに使うのだろう。 なんとかならないのかと粘るも、どうにもならない様子。何処にもぶつけられない苛立ちを残し、また同じ電車に乗り込み岐路に着く。 帰って予約を確認してみると、確かに明日の予約になっている。いやー詰めが甘い。でも落ち込んでいる場合ではなく、ニューヨークでのスケジュール変更の手配に追われ、再び連夜の慌しい出張前となる。

 カーラ・ハミルトンとは今まで電話とメールでのやり取りだけだったので、今回彼女のブルックリンのアトリエに行けるのを楽しみしていた。事件があったとは言え、なんとか時間を作れればと思っていたけど、どうしても時間が作れず、それは先延ばしにした。結局受け取る予定だった注文も泣く泣く送ってもらうことにし、それが本日届きました。
 今度彼女と会えるときには、悔しい笑い話ではじまることだろう。

Tattoo Earring (LINE, SPOT)

Handmade Gold Chain2007.01.23 Tuesday



 キラキラした美しすぎる完璧なものにはちょっと近づきがたい。
 平常心を保てる程度、気が許せるような美しいものが好き。

 インドの職人達が談笑でもしながら繋ぎあわせたのでしょうか?
 適度にばらつきがあり、でもそのユニークな形が印象的。
 そしてお茶で例えるならば玉露のように深い22金の輝き。

 「はぁ」

 Handmade Gold Chain Necklace(50cm)

Lena Skadegard Rings2007.01.21 Sunday



 東京は昨日初雪が降りました。恵比寿ではお昼前、ほんのり雪とわかる程度のものがゆらゆらと降りてきていました。雪が降るときの空は暗くて、重い感じの色をして寂しく感じますが、心だけはウキウキするのはなぜでしょうか?きっと雪が降った翌日、青い空と白い大地が楽しみだからでしょう。今年の東京でそんな光景が拝めるでしょうか?暖かいのは嬉しいのですが、温暖化が心配です。

 ちょっと手付かずになっていたホームページの更新を進めています。寒い日でもお店に来ていただきたいたいところですが、そんな日のためにもカチカチやっております。
 今日は以前にココでもご紹介したLenaのリングをUPしました。写真のリングはブラウンダイヤモンドのリングです。ローズカットというドーム状にカットされた石で、今ではあまりされない古いタイプのカットです。アンティークジュエリーで見かけることがあり、控えめにキラリと光る感じがかえって美しいと感じます。

www.source-objects.com

Melissa Joy Manning2007.01.11 Thursday



 お店があるからみんなのお休みの日はここに居ることが自分にとっては当たり前だけど、そうなると自然と友達に会う機会が減ってしまう。そしてなかなかお誘いの電話も無い… 出不精の自分が悪いと分かっちゃいるけど、ここは職業的に…などと言い訳を言ってみたりする。
 でも幸か不幸か、ボクがここにずーと居ることはみんなが知っているので、友達が尋ねてきてくれることがある。もちろんボクに会いに来てくれる以外に何か探しに来てくれる訳なので、自分用に、またはプレゼント用にと、買い物モードのときもある。
 メリッサのリングやピアスはオープン以来変わらず扱わせてもらっているアイテムです。だからボクの友人たちの多くもリングだったり、ピアスだったり、時には両方、また時にはピアスは何種類も、気に入って買ってくれています。
 去年の忘年会、久しぶりに友人が集まると、あちらの耳にキラリ、そちらの指にキラリ、メリッサのものを使ってくれている光景を見て、出不精の自分を反省しました。この場を借りて、「今年はどこかに行きましょう!」。(そのときはお店をお休みさせてもらうかもしれません。ご勘弁を。)

 自分のことばかり書いてしまいましたが、メリッサの入荷がありました。
 イヤリング、リングともに色やサイズが多数あってなかなかすべて揃った状況でお選びいただけませんが、今は割と揃っています。週末にでも是非お出かけください。 

Melissa Joy Manning
Hoops(earrings), Sacking Rings

Bead Rings2007.01.06 Saturday



 カーラ・カルーソと初めて会ったのは去年の2月、ニューヨークで開催された展示会に訪れたときのこと。それ以前に彼女とはメールでのやり取りを繰り返していたけど、やっと会えた現代的な出会いはちょっとぎこちない感じで始まりました。でも今までやり取りを繰り返していたせいか、話題には事欠きません。すぐに打ち解け、彼女がジュエリーデザイナーになった経緯、そしてボクの経緯、近況報告、世間話、日本についての質問攻撃、その場に同席した彼女の父親やお友達も会話に加わり狭い通路を占領して盛り上がりました。自分は慣れない英語に頭は高速回転しつつも新作が横目に気になって仕方がない状態。。。
 そのときの新作だったものが、写真のリングです。ビーズ状の石に細い18金を通し作られたリングは一言で説明するならば「シンプル」という言葉が適当でしょうか。けれども、シンプルにするための豊かな発想や、丁寧な仕事に裏付けられていることが感じられます。一目で気に入ってその春からお店で扱わせてもらっているアイテムです。
 
 先日お店でお客さんとお話をしていると、このリングを雑誌で見てお店来てくれたと教えてもらいました。ただボクにはそれを雑誌に掲載していただいた記憶がない。。。詳しく聞いてみると、ココでお買い物してもらったものをプレゼントされ、そのプレゼントされたものが、「最近もらったもの」のようなかたちで雑誌の中で街角スナップ的(?)に紹介していると分かりました。

 なんて嬉しいことでしょうか!
 デザイナーにも、ボクにも、お買い物してくれる方にも、さらにはプレゼントされたならその方にも、ひとつのものにでも多くのドラマがあるのでしょう。そう思うと責任重大です。身が引き締まります。

 新年、カーラからリングの入荷がありました。
 Bead Rings

Collaboration?2006.12.22 Friday



 デンマーク人の父とインド人の母のハーフでニューヨークで活動するジュエリーデザイナーLena Skadegard(レナ・スカドガード)。彼女はニューヨーク、デリー、コペンハーゲン、パリ、ロンドン、年中旅をしています。ちょうど制作のためデリーに来るタイミングでボクもインドに入り、彼女の自宅で会ってきました。

 そこで彼女のアイテムを注文し、そしてボクが持っていた石を使って何か彼女らしくリングを作って欲しいとリクエストをして日本に戻ったのでした。それから約1ヶ月、その後デリーで制作し、ロンドンに寄って、ニューヨークへ戻った彼女からつい先日、完成したものが届きました。

 クリスマスに間に合ったような、もう遅いような、地球を一周してステキなリングが届きました。

上から
Single Tourmaline Ring ¥47,250-
Rosecut Diamond Ring (SOLD)
Orange Sapphire Ring ¥50,400-
Shell Ring ¥48,300-
Rosecut Brown Diamond Ring ¥89,250-
Emerald Square Ring ¥52,500-
※すべて18kt Goldです。

Jewelry from Jaipur2006.12.03 Sunday



 世界のダイヤモンドの55%はインドを通過すると言われるほど、宝石王国のインド。その中でもジャイプールはいちにを争う宝石の町。首都デリーから南西へ約260キロ、乾いた大地にピンクに統一された建物がひしめき合い、別名ピンクシティとも呼ばれています。
 世界各国からバイヤー、デザイナーが集まり、旧市街の宝石問屋通りを中心に活気に満ち溢れています。インドで活動するジュエリーデザイナー中でも最も有名なひとり、マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤック(Marie-Helene de Taillac)もここジャイプールをインドでの拠点としています。

 このリングもジャイプールで見つけたもの。ひとつひとつ異なった形の平らな半貴石。その自然な形を生かし18金でぐるりと周囲を囲ったデザインはシンプルながら、石本来の持つ透明感や存在感を引き立てているデザインだと思います。

Flat Stone Ring ¥89,250-

Indian Jewelries2006.11.27 Monday



 デニム、ニット、シャツにサンダル、そんなカジュアルな装いが街に溢れているのにそれに似合うジュエリーがないのでは?そう思って、自分の好み(ボクはする訳ではないけど…)のものを探していたら、それがインドにありそうだ。そう感じるようになり、今回右も左も分からないけど、とりあえず行ってみようと決心したのでした。

 そしたらやっぱりありました!
キラキラするだけではなく、さりげない輝きを放った今までに見たことのないカットの石、卓越した職人たちの手仕事と22金の力強いとも感じされる深いゴールドのコンビネーション。
 早速ホームページにもアップしましたので、是非ご覧下さい。「NEW」ってなっているのがそれです。

 ちなみに上の写真は歪な五角形にカットされた石(こんな石、初めて見ました!)にインドのアンティークジュエリーでよく見られるゴールドをぐるりと回しセットした(フクリン留め)イヤリングです。

Single Stone Earrings ¥36,750-

Knitted2006.11.04 Saturday



 今年も秋のデザインイベントの季節がやってきました。(うっ、すぐに終ってしまいますが…)年々大きくなってきて、青山、渋谷界隈は盛り上がっているようす。
 ボクも定休日を利用してパトロールしてきました。中でも面白かったのが、中目黒の燕子花(カキツバタ)別館で開催中のクリスティン・メンデルツマの展示。彼女は毛糸で編まれたセーターやマフラー、そしてラグなどを作っています。そしてそのひとつひとつにその原料となった羊の写真の入ったパスポート(IDカード)が付けられています。つまり「このセーターは、この写真の羊1頭から取れた毛で編んだものです。」ということを示している訳なのです。そのチャーミングな発想と、モノ作りに対する深い愛情。自分が使っているものが何から出来ているのか?どんなプロセスで作られているのか?それらを知って使うことがどれだけ楽しいことか、そしてそれをどれだけ大切に使うことだろうか?そう考えたら、彼女のやっている活動にはデザインとは別次元の本質的な素晴らしさを感じます。

 スカンジナビア半島の北部にランプランドと呼ばれるエリアで住む民族にサーメ(サミ)族がいます。彼らは古くからトナカイの皮を使い、その角をボタンに、腱を糸に、そしてワイヤー状のピューター(錫の合金)を編み込んでブレスレットを作っています。もちろん全ての工程を手作業で行い、それは自分たちの飼ったトナカイへの感謝の気持ち込めて、編みこまれた、メンデルツマ同様忘れていけない大切にしなくてはいけないものを思い出させてくれるそんなモノなような気がします。

Lapland Bracelet (S) ¥9,450-
Lapland Bracelet (L) ¥12,600-

燕子花別館での展示会、「BLACK SHEEP」はクラウディ・ヨンゲストラのフェルト作品と共に12/3まで開催中です。
燕子花
目黒区青葉台2−16−7
www.kakitsubataweb.com