SOURCE objects

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Carla Caruso Gold Rings2009.12.27 Sunday



 緩やかな曲線とか、規則的な凹凸とか、繊細なカッティングとか、それらのおかげでシンプルな指輪が受けた光はまるで魔法のようにあっちに、こっちに、自由自在に操っているように見える。だから置かれる場所、使われる状況によって、様々な表情を見られるのが楽しいし、大きな魅力につながっているように思う。完成された指輪なんだけど、どこか未完成で、どこか隙間があるような、そして、そこに自分らしさが入って完成する、そんな指輪かと思う。

Diamond Silhouette Ring
Tapered Ring
Tiny Ruffle Ring

初滑り2009.12.25 Friday



 東京でも寒い日が続き、テレビでは北陸・東北地区での大雪の様子を映し出していた。つい最近まで雪不足を伝えていたスキー場のHPを見れば、「大雪のため、一部コース閉鎖」と記されているが、その隣にある明日の天気は晴れマークを付けていた。きっと明日はバージンスノーに覆われたゲレンデが迎えてくれるに違いない。すぐに友人に電話をすると、僕以上に詳しい情報を仕入れていた。もちろん行くということで、便乗して、連れて行ってもらうことになった。
 翌日、澄み切った青空、真っさらな雪面、雪をキラキラと輝かせる日差し、いやぁ、最高のコンディション。少々スタートが遅かったのもあり、バージンスノーとは言えなかったが、僅かに残る深雪部分を滑り降りれば、「ホー」とも「ホォェー」とも、なんとも文字では表現しがたい心の雄たけびが自然と溢れてきた。何本が滑った後、一番上のリフトを降りると、さらに続く山肌の頂上から2本の線が見えた。友人に聞けば、ココから足で登って、降りてきているのだ言う。「僕らも今度はアレを!」と誓った。「ウォウホォー」、どんな声を出してしまうのか、想像もつかない。

CHRISTMAS2009.12.23 Wednesday



WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS!

Bracelet from Lena2009.12.19 Saturday



 年の瀬で、気がつけば今年ももう残すところ2週間を切り、クリスマスまではカウントダウンが始まっている。ありがたいことに忘年会のお誘いも増え、深酒が楽しくもあり、同時にわき腹とのコミュニケーションも欠かせない時期になってきた。昨日は親しくさせてもらっている会社の忘年会に参加させてもらい、ずっと行きたかったアヒルストアに。美味しい料理に、個性豊かなワインたち、飲みすぎたかな。

 こちらは遅すぎたかな。滑り込みセーフ!いや、アウトかも?いや、春に向けて、早すぎたのかも。とにかく、クリスマス前のこの時期にLenaからブレスレットが届いた。

Semi-Precious Stones Bracelet
Crochet Keshi Pearl Bracelet
Keshi Pearl Bracelet

イルミネーション2009.12.17 Thursday



 「立ち止まりますと他の方の迷惑になりますので、前にお進みくださーい。」表参道に掛かる歩道橋はお祭り騒ぎだ。11年ぶりに再開したというイルミネーション。たしか11年前は同潤会アパートがあった頃だと薄い記憶と同時に甘酸っぱい思い出も(?)よみがえってくる。しかし、道を挟んで反対には何があっただろうか。Diorも、Vuittonも、COACHもなかったはず、イルミネーションに負けじと輝くメゾンの眩しいショーウィンドが自分の記憶を消し去っていくのだろうかと、根拠もないことを思ってみたり。いや、11年とは思っている以上に長い年月かも知れない。自分の手には古着屋のショッピングバックに代わって、カメラが。隣のおじさんはイルミネーションの前で「PEN」を構えている。今は彼がライバルだ、なんて思ってもみたり。いやいや、未だ健在のSanta Monicaの前で大きく首を振れば、軍パンを穿いた自分がフラッシュバックしてくるのだから、まだまだ行ける。軍パン引っ張りだしてみるか!

Free Paper2009.12.14 Monday



 やっぱり紙が好き。

 cafe vivement dimancheに、惜しまれつつ休刊したrelax、Jack Spadeのものは宝物級、捨てられない思い出と一緒にダンボールに詰まっているフリーパーパーの数々。ちょっと違うがパタゴニアのカタログもその製品情報以上にコラムに惹かれて、捨てられない。って言っても引越の度に「あー、懐かしい」って見返る程度のものだけど、、、でも、やっぱり紙が好き。

 SOURCEのモノはほぼ年に1回という超スローペースだけど、続けることに意義があるって、自己暗示中。そしてSOURCEの4号目と時同じくして創刊された「YODEL」は悔しいくらいにボリューミーな18ページ(ちなみにSOURCE JOURNALは三つ折…)。福岡を中心に活動する友人と、その仲間たちによって作られた同人誌(フリーペーパーではないらしい)。大きさ、内容は違えど、気持ちは同じつもり。お店の一角に並べて、Take Free中。

 P.S. 残念ながら駆けつけられないけど、今週末にYODELの創刊イベントがあるヨウデル(ようです)。

Half Pearl2009.12.11 Friday



 パールを指輪にしようとしたり、ピアスにしようとしたりと考えたとき、どうしても丸い塊がポンと乗っかっているようにしかならないのがはじめの印象であり、それはどうもシックリ来ない、でも仕方がないのかと悶々と思っていた。そんなことを職人さんに相談した後、彼が面白いアイディアを見つけたと話してくれたのがハーフパールの話。ハーフパールとは文字通り、半分に切ったパールなのだが、第一印象は「綺麗なパールにあえて刃物をいれるなんて、、、勿体無い。」ということ。けれども、よく聞けば、18世紀から19世紀にかけてよくやった技法なんだと言う。見せてもらった資料によると、今のようにパールが身近になったのは真珠の養殖が可能になった、100年余り前からのこと。それ以前のパールとは偶然の産物だった訳なので、たいそう貴重なお宝だったと想像できる。だからその貴重なパールを半分に割って2倍楽しもうと考えた古の知恵という説が書いてある。またデザイン的に山型である必要性から生まれたという説もあるようだ。やった、まさに今の悶々とした気持ちを代弁してくれるような説たち。スッキリした。ただし、切って、さらに1点1点異なったその断面にあわせてセットしていくことを考えると、職人さんは大変だろうに。。。けれども、彼が好奇心旺盛でどれほど救われたか。おかげで納得いく指輪やピアス、さらにはネックレスを作ることが出来た。特に気に入っているのは、ピアス。2つに割ったパールで1ペアができる。割ってしまったけど、ペアになる。これまた嬉しいではないか。

Half Keshi Pearl Earrings

Keshi Pearl2009.12.07 Monday



♪ しあわせは 歩いてこない
  だから歩いて ゆくんだね
  一日一歩 三日で三歩
  三歩進んで 二歩さがる  ♪

なんて有名な曲があるが、僕の場合は「二歩さがって 三歩進む」って気分。古い時代にさかのぼり、そこで見つけたモノ中で、今もイケテルと思えるモノにチャレンジする。そんなことで始まったKeshi Pearlのシリーズ、三歩とまでは言わないから、前にイケテイルと良いけど。

Keshi Pearl SOURCE ORIGINAL

P.S. この機会にホームページをリニューアルしました。

伊勢丹2009.12.03 Thursday



<お知らせ>
現在、新宿伊勢丹2FにてクリスマスのイベントしてSOURCEのアクセサリー・ジュエリーを扱っていただいています。場所は2階、メインのエスカレータを上がって、左に進み、すぐ左に曲がり、右側の辺りです。お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください。25日まで開催中。
また、SOURCEでも取り扱っているtortueも一緒に参加しているので、あわせてご覧下さい。

それにしても、伊勢丹、いろいろなイベントが代わる代わる開催されている。個人的にはやっぱりB1に向く足が止められない…

伊勢丹・新宿店

NIKKOR AUTO2009.11.30 Monday



 今のところまだライカが夢に出てくることはない。けれでも、カメラ仲間(そう呼べる仲間がこのところ増えた気がする)から、また写真を仕事にする知人からも、猛烈に勧められるので購入を前向きに考えているところ。だたし、心の準備とは裏腹に先立つものの用意はまだ先になりそうである。。。そんな心境もあってか、行きつけの(そう思っている)三宝カメラに行けばライカに関わらず、古いカメラやレンズが気になって仕方がない。そこで見つけたニッコーの古いレンズ、店員さんに聞けば1960年代に作られたものだという。今使っているニコンのカメラにも装着可能で、ただし全てアナログでダイヤルを手で回す必要がある点が違うらしい。確か、僕の狙っているライカもそうだと聞いている。だったら、ちょうどいい練習になりそうだ。試し撮りさせてもらうと50年近くも前のものとは思えないほど綺麗な画がモニターに映し出された。さらにレンズの姿が良い。特に気に入った絞りを示す数字は白、緑、赤、黄、青とキュート、まるでイームズの椅子みたいではないか。そう言えば、イームズが写真を撮っていたのもちょうどこのレンズが作れた頃だ。もしかしたら、同じレンズかもしれない。だったら、いい写真が撮れるかな?いや、撮らねば!

NIKKOR AUTO 28mm F3.5