Chain Ring2007.04.23 Monday



 これだけモノや情報が溢れているはずなのに、なかなか自分にあったモノに巡り合えない不条理な世の中だと思うことがある。ニューヨークへ行って、インドへ行って、もちろん日本でも、必死に探しても素敵なものに出会えることは決して多くない。
 先々月だったか、お店に寄ってくれた方の手に光るモノを見て、何気なく声を掛けてみた。「素敵な指輪ですね」と。すると、それは彼女自身が作っているものだった。それがきっかけで彼女の作るものをお店で扱わせてもらうことになった。出会いは偶然、いや必然なのかも。



Chain Ring
by lana ia lani
Material : 18kt gold, presious stone or semi-presious stone
Price : ¥8,400-〜

Ceramic Dogs2007.04.20 Friday



 何年か前、福岡の知人に長崎に連れて行ってもらったことがある。ゴールデンウィークと重なり、有田では陶器市が開催されていた。年に一度のビックイベントとあり、やっとの思いで高速道路を降りた。そしてそこからもなおも続いている渋滞を尻目に有田とは逆方向、波佐見へと向かった。
 波佐見は有田と同様、陶器の町として知られている。中でも自分たちが目指した場所は白山陶器。戦後より、森正洋氏を中心にシンプルで、使い勝手の良いグッドデザインなテーブルウェアを多く生み出し、現在まで日本の食卓を飾ってきている老舗メーカーだ。醤油差しはどこかで見たことのある名品だろう。
 そこには大きな工場があり、ショールーム兼ショップがあり、そして小さな工房があった。工房を窓越しから覗いてみると、さっきショールームで見た艶やかな製品とは違う、艶のない製品サンプルやその型のようなものがごろごろしており、その光景は自分を一瞬にして魅了した。まだ土っぽさの残るそのサンプルらしき器、水を入れたら一瞬にシミが付いてしまうだろうけれども、その素材感や存在感はモノとして美しさを放っているように感じた。

 これら陶器でできた犬たち。個人的な意見だが、きっと色を付けられる前の状態だと思う。その白い素焼の様子は、あの工房で見たあの美しさを思い出させる。

Ceramic Dogs ¥2,100-
(こちらは波佐見焼ではありません。おそらく瀬戸(愛知県)のものではないかと思います。)


※ 長崎では北欧展も始まったようだし、今年もゴールデンウィークに恒例の陶器市があるです。盛り上がっていますな。

益子2007.04.16 Monday



 アダム・シルバーマンの個展が益子(栃木県)で始まった。益子は陶芸家・浜田庄司の活動した土地で、彼の蒐集したモノが見られる参考館がある。益子焼で知られる関東随一の陶芸の町。ずっと行きたかった場所だったが、今まで重い腰が動かなかった。この機会を逃す訳にはいかない。今回やっと念願かなった。友人たちと「大人の遠足」と題し、土曜の早朝、眠たい目を擦りつつも、心躍らせ東京を離れる。

 益子には昼前に到着し、お昼を済ませ、会場に向かう。会場ではアダムが迎えてくれた。久しぶりの再会、変わらないボンバーヘッドに頬が緩む。会場となったスターネットは太い木の柱と白い壁のスッキリとした空間。そこに青やピンク、色鮮やかな作品が映える。そして新作だろう濃いパープルの釉薬、黒っぽい荒々しい釉薬のモノ、さらに昨年益子に来た時に作ったという、艶のある益子焼、けれどもアダム独特のフォルムをしたモノなど、見ごたえ十二分。記念にピンクのボールを購入。

 その後、参考館へ向う。ちょうどテキスタイルの展示をしていた。展示、世界中から集められたコレクション、家の様子、そして窯(登り窯)などを見ながら思う。ヨーロッパへ、アメリカへ浜田が広めた陶芸の世界、そしてそれらに影響を受けたアダムがこうして益子で展示会を。それは感慨深い。これからの彼の活動も目が離せない。再会したときに握手したその手は、以前より職人ぽく肉厚だったような気がする。

Adam Silverman at Starnet Zone www.starnet-bkds.com
益子参考館 www.mashiko-sankokan.net

POLKADOT2007.04.10 Tuesday



 まず最初に形(フォルム)が美しいと思ったものはそのモノのあれこれ(ウンチク)とは関係なく「良い」と思えるものです。Willow Ring(柳の枝)もそうですが、シンプルだけど、気の利いたデザインが嬉しいカーラ・カルーソのリングシリーズに新しいラインナップが加わりました。

 一目惚れだったので、モノの名前も聞かず注文していたものでしたが、POLKADOT、ポルカドットと発音すれば良いのでしょう。英語っぽくなく、どこか東ヨーロッパを思わせる響きとその文字の並びが気に入っています。その意味は「水玉模様」。 あぁ、このシンプルに丸が連なったフォルムは水滴をモチーフにしているのですね。あとから気が付いています… 自然をモチーフにする彼女らしいデザインと、そして素敵なネーミングで個人的にはより一層惹かれることとになっていますが。

Polkadot Rings

Baskets2007.04.07 Saturday



 以前にもご紹介したアフリカのバスケット、ワイヤーボールなどが再入荷しました。
 先日築地に行ったとき、場内で仕入れに来ているのでしょう、料理人らしき人たちが四角い籠バックを持ち歩く姿をよく目にしました。魚入れたり、野菜を入れたり。
 これらのバスケットたち、パリの青空市で星付きのシェフたちが野菜の仕入れに使っていそうです… そんなだったら、洒落ていなぁと、勝手な想像してみたり。

 bon jour!

Lotus Biscuit2007.04.02 Monday



 毎朝(と言ってもお昼寸前ですが)、お店に来て掃除を終らせて後、コーヒーを入れるのが自分にとってスイッチ・オンの儀式のようになっている。そして、最近、恵比寿駅に隣接するスーパーに切れていたコーヒーフィルターを買いに行ったときに何気なく手にしてレジに持っていったクッキーに虜になっている。シナモンの効いたそれは、口に入れると、水分を吸い取り、またコーヒーに手が伸びる。そんな繰り返しが自分にとってのスイッチにちょうど良い。 
 お気に入りのLOTUS BISCUITがもう無くなってしまったので、明日にでもまた買いに行こう。そう思っていたら、ふと思い出した。

 昔に行ったオーストラリアで親しくなった知人が勧めてくれたお菓子、Tim Tam(ティム・タム)。チョコレート味のビスケットでチョコレートを挟み、さらにチョコレートでコーティングされた、チョコづくしで濃厚なお菓子。もちろんそのまま食べても美味しいのだけれども、知人が教えてくれた美味しい食べ方、これがたまらない。
 まずコーヒーを用意する。ちょっとミルク多めのものが個人的には好み。そして細長いTim Tamの両端をかじってそのまま味わう。そして片側をくわえて、もう片方をコーヒーに浸し、一気に吸う。クッキーの隙間を通ってコーヒーが口に届くので、それで出来上がり。たっぷりと水分が含んだクッキーを急いで口に入れる。それはそれは…  

 あぁ、スーパーにTim Tamは売っているだろうか?

MAROON2007.03.30 Friday



 これを見ていると、どうも金平糖(こんぺいとう)が食べたくなるのは僕だけでしょうか?
 直径10mmほどにカットされた石は、頭を尖らし、タマネギのようにも見えるし、そのキラキラした色からは金平糖を想像させ、口に運びたくなる。
 2月にニューヨークでKyokoさんに会ったときに見せてもらったピアス。前回の入荷ではサンプル程度、ほんの少ししかありませんでしたので、改めて石を選んで、作ってもらったものが入荷しました。

 KOMPEITO、ONION、それではちょっと名前負けしそうでしたので、MAROON(栗)と命名しました。耳元でお楽しみください。もちろん食べられません。

Single Stone Hoop Earrings - MAROON

SOURCE JOURNAL VOL.22007.03.27 Tuesday



 もう忘れ去られた存在だったでしょう。個人的には伝説の(いささか大げさですね)フリーペーパー「SOURCE JOURNAL」、1年掛かりましたが、やっと2号目ができました。

 1年も経ってしまったので、恵比寿も変わりました。お店も、人の流れさえも変わったような気がします。駅の南側、その名のとおり、住所で言うことろの恵比寿南。このエリアは独特の個性を備えたお店が急激に増えました。そして駅の東南、SOURCEのあるエリアも徐々にお店が増えてきているような気がします。ご近所のToshi Yoroizuka氏も今週末OPENの東京ミッドタウンに出店するようです。確かにあの行列はすごいですから。久しく行けていません…
 とまあ、そんなことで、またMAPを作ってもらい、小さなフリーペーパーです。
 寒さよりも、暖かさを感じられ日が多くなってきたこの頃の東京。東京ミッドタウンも行きたいでしょう。中目黒の川沿いの桜もこの季節、欠かせません。4月末には新丸ビルですって。でもでもマップ片手に、恵比寿散策でもしてみてください。ここも素敵な街です。

 フリーペーパーはSOURCEで、恵比寿界隈のお店で、そして知人のお店などに置いてもらおうと思っています。探し見てください。そして遠方の方のためにはこちらでプリントアウトできるしてみました。

Semi-Pricous Stones Bracelet2007.03.22 Thursday



 東京は数日前に桜の開花宣言があった。まだ肌寒い日が続くものの、その宣言を聞いただけで心が躍る。そろそろこの重たいコートをしまい込み、薄手のナイロンのもので風を切りたい。そしてウールのニットをコットンのシャツやT-shirtsに、そして個人的には七分丈が気になっている。何年か前に愛用していたものはベースボールシャツだったから、いま着たら、少年野球のコーチにしか見えないだろう。笑 もう少し大人っぽく着こなせるものを探してみよう。シャツの袖を捲り上げるのも、男っぽくて好きだけど、チュニックはちょっと無理だろうか?女性だったら、絶対チュニックを着たいと思うのに。 
 ニューヨークで、とあるジュエリーデザイナーに会ったとき、彼女は白いシワの寄った洗いざらしのチュニックをさりげなく着こなし、腕には自分のデザインしたバングルを惜しげもなく重ね着けいたのが印象的だった。彼女のそのスタイルが美しかったので、その翌日に見たレナが作ったブレスレットがとてもタイムリーに感じられた。その場で頼んできたブレスレットがいい季節に届いた。残念ながら、ボクには少し小さすぎるので他を探すとして… 

 春になったら手首のお洒落も楽しみたい。あぁ、春が待ち遠しい!

[NEW ARRIVAL]
Semi-Precious Stones Bracelet / Lena Skadegard

New York Sounds2007.03.18 Sunday



 自分はこと音楽に関して、興味はあるものの、なかなか深入りできないでいる。その欲は尽きないものの、なんだか奥が深く、入り込んだらどっぷり漬かってしまいそうで恐いからだ。(そして散財しそうで)だからと言う訳ではないが、もっぱらFMから流れる音楽を右から左で聞く程度で満足してる。ただそれは偶然の出会いをもたらしてくれることもある。

 先日いつものFM局を聞いていて、ふと心地よい音楽が流れてきた。それをメモって次の休みにCDショップへ。
 最近、立て続けに2枚のCDを買った。Norah JonesとFMから流れてきたSasha Dobsonの新作。失礼な言い方だが、右から左に聞き流すタイプの自分にとってはとっても聴きやすい。音楽には詳しくない自分なので、Sasha Dobsonのライナーノートの解説を借りると、
 「フォーキーなスタイルを下敷きに、ジャズやカントリー、ボサノヴァ、中南米音楽などの要素が取り入れられた、人の温もりを感じさせる心地よい曲の数々」
 とある。
 なるほど。どこか懐かしいのに、都会的な感じがする、それはミックスされたからだろうか?何年か前にはジャック・ジョンソンをよく聴いた。彼の音楽も同じ匂いがする。彼女達の音楽は東海岸的ジャック・ジョンソンのようにも聞こえる。自分の好みはこんな感じらしい、それが分かればどっぷり漬かってみてもいいかもしれない。だって、欲がなくなったら、老いるだけだから。

Norah Jones / not too late

Sasha Dobson / modern romance